みつばちエンジニア

SEの閉塞感のすごい日常の打開を夢見て、日々のモヤモヤを綴ります。

インターネットの歴史(4)

2024-05-04 13:46:05 | インターネットの歴史
個人的主観によるインターネットの歴史第4弾です。
2008年頃
私が社会人になったと言うのも、関わり方が少しライトになりました。
この当たりから、インターネットサービスで、個人が発信する情報のマルチメデイア化が推し進められたように思います。SNSは急激に日本でもFacebookの利用者が増え、投稿内容はテキスト中心から写真中心に変わりました。
(無料での)投稿の容量制限のあるMixiと、容量制限のないFacebookとで明暗が分かれたのだと思います。に移ってきたと思います。またテキスト情報の投稿は、twitter(現在X)の利用にシフトし一言コメントのような短い投稿が中心になったと思います。これは、技術的な進歩というより、使い方と言うか、使わせ方の変化のように思います。
投稿に時間がかからず、感激を即座に共有、即座にリアクションできるサービスによって、ライトなユーザーの投稿のハードルはかなり下がったと思います。
また、youtubeも日本で目にするようになったのはこの頃だと思います。
ブラウザのホームもいつの間にかyahooよりgoogleを使う人が多くなっていて、ンターネットはとりあえず、googleで知りたい事を検索するものだと言う感覚になっていました。
午前0時の森(火曜日)的な表現で言えば、コンテンツを大切に作り共有する「こっち側」的な情報共有から、瞬間の輝きと感動を共有する「あっち側」的な情報共有に変わったイメージです。
日本人の利用者調査するインターネットサービスに今の巨大プラットフォームが出揃い、勢力図を塗り替えていったの黒船期という感じでしょうか。

インターネットの歴史(3)

2024-05-04 00:52:35 | インターネットの歴史
個人的主観によるインターネットの歴史第3弾です。
2005年頃
実際はもう少し時期的に幅はあると思いますが、あくまで私の認識した時期感と言うことでご容赦ください。
高速なインターネット回線の普及によって、インターネットは好き者だけが集まる空間から、色々な雑多な人が集まる場所に拡がっていった時期と思います。
ホームページの人気コンテンツだった日記サイトを誰でも簡単に作れるように、
Blogが個人発信の場の中心に変わってきました。
インターネットの変遷を語る上で「1%の努力」のひろゆきさんを避けて通ることはできないでしょう。
「2ch」と言う超巨大掲示板は異色の存在感がありました。この掲示板の管理人がひろゆきさんだったとのことです。2chはあまりのアクセス数の多さに耐えるために専用のブラウザが開発されたほどでした。完全に匿名の掲示板として、仮面を被った怪しい人たちが押し寄せる場所という印象でした。匿名であるがゆえ、歯に衣着せぬ、いや、誇張してさらにトゲの生えた書き込みが横行していたようです。友達の間では「傷に塩をすり込みあう文化」といっていました。このような特性から、ネガティブ情報を見つけやすいと言うことで、何かを買うとき、必ず2chで調査すると言う使い方もあったようです。また、文字だけの投稿の掲示板でも絵を表すため文字で絵を描くアスキーアートを大幅に進化させた掲示板と思います。特にモナーと言う二足歩行の猫(?)はみんなのマスコットとして、頻繁に登場し、深く愛されていました。「っ」を使わない独特な言い回しをはじめ、多くのネットスラングも産み出しました。そんな2chですが、「電車男」と言う心たたまる恋物語(実話?)が発生し、後に映画化されるました。それだけインターネットと実社会が深く交わり始めたんだと思います。
一方で、ユーザーの匿名性を排除するため、何者であるかをお互いの繋がりで保証し合うSNSと言う試みも拡がり始めました。私は友達から紹介され、mixiに参加しましたが、閲覧者が知り合い同士になるため、良い、あたたかい書き込みが多かったように思います。
これは、個人的な感想ですが、匿名ではネガティブ情報を集めやすくなり、利用者が明確であればポジティブな情報を集めやすいと言うことに気づいた頃でした。