迷句を作ろう

俳句、短歌、都都逸などを詠みます

美華、紫、料理の達人、料理人、などキャラを変えて詠んでます♪

秋彼岸

2014-09-23 15:47:14 | Weblog
お彼岸におはぎでも作ろうかと思いましたが、少々疲れ気味なので、やめました(笑)

近況

先週の17日夜、大好きだった伯母が亡くなりました。

享年100歳

約一年前から食事が摂れなくなって点滴のみで、生きておりました。

見舞いに行き、どこか痛くない?って聞けばどこも痛くない
しんどくない?と聞けばしんどくないと答えていた伯母です。

いつも心配かけまいとしているかのようでしたが、身動きが自由にならないのは
かなりの苦痛であったようで、背中や肩を少し撫でてると気持ちよさそうでした。

子供も連れ合いも兄弟姉妹もみんな先に亡くなってしまい、甥や姪の世代になっているので、
寂しい晩年であったかもしれません。

わたしの父が伯母の一番下の弟でしたから、伯母の面倒をみていました。

父が亡くなった後は母や私と妹がお世話をしていました。

伯母が元気な頃は苺を作って出荷して生計を営んでいました。

苺が沢山出来ると苺を摘みによく行ったものです。

その苺の美味しかった事!

90歳過ぎまで元気で、苺ハウスや、野菜を作っていました。

7年前に呆け症状が出始めてから病院暮らしになりましたが、呆けがまだ軽いうちは
伯母の昔話が面白くて、よく一緒に笑ったものでした。

けっして平坦な一生では無かったようで、苦労もあったようでしたが、
持ち前の明るさとくよくよ思わない性格で、乗り越えたようです。

葬儀は家族葬で行いました。

家族葬って?

香典やお花や盛り籠などのお供えものはお断りし、ほんとの身内のみの葬儀。

こじんまりとしてアットホームなお別れが出来たと皆良かったね~との感想でした。

お骨は四十九日まで、お寺で預かって貰いました。

身内がいないのであとはお寺で永代供養してもらうことに。


人が一人この世からいなくなることは結構たいへんな事なのですね~。

今日は伯母の初七日

今夜は我が家の仏壇で手を合わせて伯母を偲ぼうと思います。

 空の伯母を偲んで秋彼岸

 曼珠沙華胸に染み入る紅さかな   

                    美華

ではごきげんよう