西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

11/13 J1参入プレーオフ決定戦 ロアッソ熊本戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年11月13日 20時27分48秒 | サンガ観戦レポート2022
雨にも負けず 風にも負けず 残留するぞ~!!
ざ…ざんりゅう…で…き…た~♪

12年ぶりのJ1リーグを16位でフィニッシュしたサンガ。序盤こそ順調な滑り出しを見せたが、夏場に入ってウタカが点を獲れなくなるとチーム自体も徐々に失速。結局最終節まで残留争いから抜け出せず、プレーオフ決定戦に回ることとなった。シーズン通して悪いサッカーをやっていたとは思わないが、それだけで戦い抜けるほどJ1は甘くなかった。

対戦相手は今季のJ2で4位のロアッソ熊本。プレーオフ1回戦で5位・大分を、2回戦では6位から勝ち上がった山形を退けて決定戦決勝へ駒を進めてきた。その熊本を率いるはサンガでも指揮を執った大木武監督。サンガ監督当時からのパスサッカーにハイプレス・ハイラインの要素を加えてJ2昇格一年目で上位へ食い込む快挙を成し遂げている。決して熊本を侮る訳ではないが、1年間J1を戦い抜いて得た経験を無駄ではなかったはず。それを証明する為にも今日は勝つ!勝って自力でJ1残留を果たすのだ!

試合当日、スタジアムへ着いた頃には土砂降りの雨。まず本日最初のお仕事、スタジアムに入る前に選手バスの出迎え。パーサ旗をセットし、雨に濡れながら旗を振る。「信じてるぞ!勝ってくれ!」すっかりビショビショになったけど、取り敢えずスタジアム入り。対面ビジター席に陣取る満員の熊本サポ。気迫がこっちまで伝わってくる。負けないぞ~!!

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: 若原、本多、金子、佐藤、ウタカ、宮吉、パウリーニョ

発表されたスタメンは前節と同じ。ベンチメンバーも含め全員で勝利を掴み取れ!スタメンを確認し、GK練習が続く中、本日第2のお仕事へ。本日も選手入場時にピッチ内で大旗掲揚のイベント実施。今日は散水がない(どうせ雨で濡れるけど)ので早めにピッチに整列。スタメン紹介時にも旗を振る事ができた。

【試合感想】
試合の入りは熊本やや優勢か。硬さが見えるサンガのプレスを熊本が巧く搔い潜ってパスを繋いでくる。サンガ監督時代の大木サッカーより前への推進力があるような気がするな。でもサンガの守備は落ち着いている。決定的な仕事はさせない。点を獲られなければ負けることはない。負けなければ残留出来るのだ。一進一退の展開が続く中ついにスコアが動いた。前半39分、中盤でややルーズになったボールを熊本県出身の天馬が拾って、前線のこれまた熊本出身の豊川へ。これを熊本GKの動きを見て落ち着いて逆サイドへ流し込んでサンガ公式戦3試合ぶりとなる先制ゴール!

後半は逆にサンガがやや攻勢に。慎平や将平が惜しいシュートを放つも枠を捉えられず。1点リードのまま時間が経過する。このままいけば…と思っていたが、そうは問屋が卸さない。後半23分、熊本のコーナーキックからイヨハのヘッドが決まって試合は振り出しに。この後も熊本の猛攻が続き、ヤバめのシュートを途中交代したウタカが顔面ブロック!(痛そ~っ!!)さらに続いてヤバいシュートも今度はポストが身を挺して弾き返してくれた!サンキュー、ポスト様!

アディショナルタイム4分。終盤ミヤを投入して懸命にチェイスさせる。そして主審のホイッスル。

【試合後】
全員で掴み取ったJ1残留。圧倒しての勝利ではなかったけれど、それもサンガらしい結果と言えばそう言えるだろう。サンガの2022シーズンのアドベンチャーは終わった。課題はいっぱい残った。それはみんな分かっている。それでもJ1残留するのと、J2降格するのとでは、天国と地獄。今日だけは素直に喜ぼう。サンガの選手・スタッフ、そしてサポーターのみんな、お疲れ様でした。
来年もここで…J1の舞台で一緒に戦おう!

そしてJ1昇格の夢破れた熊本。堂々とした戦いぷりだった。まさにGood Looser(いやDrawerか)。サポーターの声援も互角だったと思う。心から敬意を表したい。いつかまたJ1で相まみえよう!


【試合結果】 京都1-1熊本 (規定によりサンガJ1残留決定!)

【観客数】 18,207人(チケット完売で悪天候ながら過去最高の観客動員数!)

【得点者】 
 京都 : 豊川39
 熊本 : イヨハ理ヘンリー68

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 白井6、井上6、麻田6.5、荻原5.5(70分 佐藤5.5)
 MF: 福岡6(88分 宮吉-)、川﨑6.5、武田6
 FW: 豊川6.5(61分 金子5.5)、山﨑5.5(70分 ウタカ5.5)、松田6(70分 本多5.5)

【今日の私的MOM】
 豊川 雄太 : キャプテン天馬と熊本出身コンビで先制ゴールを演出!

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11/5 第34節 ジュビロ磐田戦 (静岡・ヤマハスタジアム)

2022年11月05日 22時26分44秒 | サンガ観戦レポート2022
遠いゴール…16位フィニッシュでプレーオフへ

さあ、シーズン最終戦。泣くも笑うもこの一戦で順位が決まる。残留を決めるには他会場の結果も関係するけど、今日の最終戦にサンガが勝つのが大前提。

試合当日は京都を8時に出発。サポ仲間Mクンの車で磐田を目指し高速をひた走る。いつもとは違って車内では言葉少な。何も話す事がないんだよな~。相手のジュビロは前節でJ2降格が決まってしまったとは言っても、ホーム最終戦で手を抜いてくれる訳でもないし…ヤマハスタで勝ったのって中山博貴がループシュート決めて以来なかったよな~とか…口を開いたらネガティヴな事を口走ってしまいそう…ただただ黙って磐田へ。11時には磐田到着もスタジアムへは行かず、先にげんこつハンバーグのさわやかへ行って腹拵え。美味しかったけど…食べ過ぎた…ゲップ。

スタジアムへ到着したのは試合開始30分前の12時半。チケットで座席を確認したが「狭っ!」そして「大旗セットし難っ!」こりゃ試合中はほとんど旗振れないな~。旗を前へ出せないし、伸ばして立てたままだと後方のお客さんの観戦の邪魔になる。止む無く試合中は旗竿を縮めてゴールが決まったら急いで伸ばして振ろうと決めた。

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: 若原、本多、武富、荒木、金子、ウタカ、パウリーニョ

スタメンは前節と同じ。ベンチにはウタカと怪我が癒えた武富が復帰してきてる。ウタカにゴールを決めてもらって連続2桁ゴールを達成させてやりたいけど…そううまくいくかどうか?


【試合感想】
試合序盤は双方ともややプレーに硬さが見える。いつも通りにやろうとすればするほど、ぎこちなくなる。それだけ両チームとも勝ち点3が欲しい。それでもボール保持率が高いのはサンガ。何度か相手ゴールに迫るシーンもあるが、前節同様この日もゴールが遠い。相手は降格が決まっている磐田だけに先制ゴールが決まりさえすれば一気に試合の流れはウチに傾くはずなのだが、そのゴールが遠い。山﨑のポストプレーも、豊川のチェイスも、オギのクロスも、悪くはないが、もう一押しが足りない

後半早い時間帯でウタカ、パウ、本多を投入。システムを3バックにして中盤の人数を増やし、ゴールを狙うも…どうしても磐田の守備を崩しきれない。サンガが攻撃に重心を置けば置くほど、ジュビロのカウンターを受け逆にピンチを迎える。黎生人が、白井が、危ういピンチを身を挺して防ぐ。ウタカのヘッドは相手GKの正面。颯太のシュートは枠を捉えられない。だめだ…

【試合後】
結局畳んだ大旗を振る機会は訪れる事無く…前節と同じくスコアレスドロー。他会場では清水が敗れた為、自動降格こそ免れたが、15位ガンバ、14位アビスパがいずれも引き分けて、サンガの最終順位は16位のままとなり、プレーオフへ回る事になってしまった。

もう一試合。まだサンガのシーズンは終わらない。自力で残留を決められると思えば、プレーオフも悪くはない。相手が大木サン率いる熊本であろうと、目下J2で一番勢いのある山形であろうと、勝つ。それだけだ。


【試合結果】 磐田0-0京都

【観客数】 12,045人

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 白井6、井上6、麻田6、荻原6(84分 荒木-)
 MF: 福岡5.5(57分 本多5.5)、川﨑6、武田5.5
 FW: 豊川5.5(57分 ウタカ5.5)、山﨑5.5(84分 武富-)、松田5.5(57分 パウリーニョ5.5)

【今日の私的MOM】
 白井 康介 : 終盤前懸かりになって喰らった磐田のカウンター、身を挺して防いだ

【サンガの2022シーズン最終成績】 8勝12分14敗 勝ち点36 16位 (J1参入プレーオフへ)

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10/29 第33節 セレッソ大阪戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年10月29日 21時13分27秒 | サンガ観戦レポート2022
ホーム最終戦、勝利で飾れず…残留争いは最終節へ

ホーム最終戦である。本来であれば一年間戦ってくれた選手・スタッフに「ありがとう!おつかれさま!」と感謝と労いの言葉をかけたいところだけれど、残留争い真っ只中の状況ではそうも言っていられない。

とにかく勝て!

と。今はそれしか言えない。今日対戦するのは4位・セレッソ。先週末のルヴァン杯決勝では広島に逆転負けを喫して優勝を逃したものの、強敵であることは変わりない。勝てば他会場の結果次第ではあるが、自力で残留を決められる。今シーズン貫いてきた“挑戦者”としてのサッカースタイルを今日の試合でも見せてもらいたい。

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: 太田、本多、荒木、金子、宮吉、イスマイラ、パウリーニョ

ここ2試合怪我で欠場していた山﨑がスタメン復帰。恐らくこのスタメンが現状のベストメンバーだろう。ウタカの名前がベンチにさえないのは寂しい限りだが、その分山﨑、豊川といったところに期待したい。

この日は選手バス入り待ちにも大旗掲出。さらに名古屋戦同様、選手入場時もピッチ内で大旗13本を掲揚と、我ら大旗隊は大忙し。それもこれもただただサンガの勝利のため!頼むぜ!!

【試合感想】
試合は開始からサンガのハイプレスが炸裂。前への意識が高く、再三チャンスを創出するサンガリズムを掴めず受け身のセレッソ。流れは明らかにサンガだ。ゴール裏のサンガサポの声援も自然と力強くなる。

しかし前半のうちに決めきることは出来ず、勝負は後半へ。前半は精彩を欠いたセレッソは、ミドルレンジから積極的にシュートを放ち、状況の打開を図り始める。そこから試合は膠着状態に。スコアレスのまま、時間はどんどん消費されていく。上福元を含めサンガ守備陣は集中してはいるものの、残りプレイ時間が少なくなってくると、応援している俺たちサポーターも落ち着きがなくなってくる。十分に勝てる可能性のある展開だけに…

終盤になってサンガも交代カードを切るが、状況は好転せず。何度か惜しいシュートもあったが、精度を欠き枠を捉えられない。選手はもちろん、サポーターも最後まで勝利を信じて戦い続けるも、スコアレスのまま無情のホイッスル

【試合後】
痛いドロー。他会場では残留ライバルの湘南、福岡、ガンバがいずれも勝利したため、勝ち点1しか積み増せなかったサンガはプレーオフ参入圏の16位に後退。リーグ戦上位のセレッソ相手に互角以上にやれていただけに、この結果には満足出来ない。ホーム最終戦後のセレモニーも素直に喜べず、ゴール裏スタンドには何とも言い様のない雰囲気が漂っていた。いずれにせよ残留争いは最終節に持ち越された。状況は厳しくなったが、サンガに出来るのは次節アウェイで磐田に勝つ事だけ。

勝つしかない。


【試合結果】 京都0-0C大阪

【観客数】 17,626人 (神戸戦に次ぐ今季2番目の入場者数)

【得点者】  なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6.5
 DF: 白井6、井上6、麻田6、荻原6(83分 本多5.5)
 MF: 福岡5.5(70分 金子5.5)、川﨑6、武田6
 FW: 豊川5.5(78分 イスマイラ5.5)、山﨑5.5(78分 荒木5.5)、松田5.5(70分 パウリーニョ5.5)

【今日の私的MOM】
 上福元 直人 : 後半最大のピンチ、20分奥埜のミドルシュートを神セーブ!

【サンガの現在の成績】 8勝11分14敗 勝ち点35 16位↓


俺たちは信じている!最後まで一緒に戦おう!

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10/8 第32節 名古屋グランパス戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年10月08日 21時34分35秒 | サンガ観戦レポート2022
写真:VAR介入!「やった!PKや!!」…でも結果は…
勝てた試合で勝ち点2失う

天皇杯での“S Adventure”は準決勝で惜敗終了。残るはJ1残留を決めるのみ。今日名古屋に勝利したからといって今節で残留を決められる訳ではないが、限りなく残留には近づける。

勝て!勝て!勝て!ホームどすえ!(笑)

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 井上、麻田、本多
 MF: 白井、川﨑、武田、佐藤
 FW: 福岡、武富、松田
SUB: ウッド、荻原、メンデス、金子、イスマイラ、パウリーニョ、ウタカ

発表されたサンガのスタメンは形としては3-4-2-1だけど…実際はゼロトップ状態。前線でターゲットになるCFがいない。大丈夫なんかな?

この日は昨シーズンホーム最終戦でも行った試合前のピッチ内で大旗パレード&掲揚のイベントが実施される。参加本数は昨年より多い14本。自席へ荷物だけ置いて大旗を抱え大急ぎでリハーサルへ。リハでは立ち位置だけを確認して即本番。とにかく忙しい。パレードも掲揚も恙なく終え、これまた大急ぎでゴール裏スタンドへ戻って声出し応援参加だ!

【試合感想】
ゴール裏声出しエリアはほぼ満席。みんなしっかり声出してくれている。ホームの雰囲気は最高だ!そのサンガサポの声に背中を押されるようにして敵陣へ攻め込むサンガイレブン。開始早々に颯太がヘッドで惜しいシュート!残念ながら枠は捉えられなかったが、流れは完全にサンガが握った。この押せ押せ状態の中、敵ペナ内に切り込んだ佐藤が倒される。これにVARが介入。オーロラビジョンにプレー映像が表示される。

「完全に佐藤の足を挟みこんでるやん!PKや!」

VARもこれはPKと判定。この絶好の先制のチャンス、キッカーは…武富か。う~ん、なんか嫌な予感がするぞ~。こういう悪い予感は当たるもの。武富の蹴ったボールは名古屋GKランゲラックに止められてしまった。「あ~あ、やっぱりか~」

しかしこの試合、流れはウチにあるからPK失敗もそこまでがっかりはしなかった。PKに頼らずともきっとゴール出来る!そんな雰囲気はビンビン感じていた。ところが前半終了間際、名古屋のCKから押し込まれ、1点ビハインドで前半を終える。くっそ~!

後半になってもサンガの攻勢は変わらず。ただ前線にターゲットマンがいないので攻めに少し時間がかかってしまい、ゴール前を固められて攻略に苦労している印象。こういう時スコアが動くのはセットプレーだ。それが形となり実を結んだのが後半14分。セットプレーからゴール前で波状攻撃を繰り返し、そのまま前線に残っていた将吾が空中戦に競り勝って折り返したボールをこれもゴール前に残っていた黎生人がヘッドで押し込んで、よっしゃ同点!!

写真:移籍初&自身J1初となる黎生人ゴール!おめでとう!

その後も何度も決定的なチャンスを作るも決めきれず…1-1ドロー。あ~、勿体ない。勝てる試合やったのに…

【試合後】
結果的にはゼロトップが最後まで響いたな、と。せめてもっと早い時間帯にウタカまたはカカを投入して欲しかった。今日のキジェさんの采配には迷いがあったと思う。こうなってしまうとあのPK失敗が痛かったな~。

なにはともあれ、リーグ戦では初となる声出し応援は選手の後押しが出来たのではなかろうか?残り3試合、そのうちホームゲームはあと一試合。川崎戦は行けないが、次のホームラストゲームでもしっかり声出し応援して、今度こそ勝ち点3を得て残留を決めたいな!


次、勝とう!

【試合結果】 京都1-1名古屋

【観客数】 16,281人(声出し応援可で両ゴール裏席が市松販売の割にはよく入ったな)

【得点者】
 京都 : 井上59
 名古屋 : 藤井45

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 井上6.5、麻田6、本多6(77分 メンデス5.5)
 MF: 白井6.5、川﨑6、武田6、佐藤6.5(90+4分 荻原-)
 FW: 福岡6(90+4分 イスマイラ-)、武富5(88分 ウタカ5.5)、松田5.5(90+4分 パウリーニョ-)

【今日の私的MOM】
 佐藤 響 : ようやく本領発揮、果敢なドリブル突破でPK奪取も…

【サンガの現在の成績】 8勝10分13敗 勝ち点34 14位↓

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10/5 天皇杯準決勝 サンフレッチェ広島戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年10月06日 22時30分48秒 | サンガ観戦レポート2022
決勝進出ならず…されど胸を張れ!

2011年以来の天皇杯ベスト4。リーグ戦ではJ1残留に向けてまだまだ予断を許さぬ中だけに、中三日で試合をしないといけないというのは厳しい。選手を休ませてあげたいと思わなくもないけど…ここまで来たら勝って欲しいよな~、やっぱり。

本日、水曜ナイター。仕事を終えて大旗用アルミポールを携え、亀岡へ向かう。ついこの前までは熱帯夜だったのに、いつの間にやら上着なしでは肌寒さを感じる気候になっている。スタジアム到着した頃には陽も落ちてもうすっかり夜。先乗りしたサポ仲間が席を確保してくれた最前列に大旗をセットして試合開始を待つ。

【サンガのスタメン】
 GK: ウッド
 DF: 荒木、長井、メンデス
 MF: 山田、金子、三沢、田中
 FW: 宮吉、ウタカ、パウリーニョ
SUB: 若原、麻田、井上、植田、川﨑、中野、イスマイラ

サンガはリーグ戦からメンバー総入れ替え。大吾を3バックの右に配する珍しい形。ベンチには2種登録の植田クンを入れているあたり、かなり厳しい台所事情が窺い知れる。そんな中、沖縄キャンプで怪我をして長期離脱していた三沢直人が今季初出場。おかえり三沢クン、待ってたよ!かたや広島の方はほぼリーグ戦と同様のガチメンバー。完全に天皇杯優勝を獲りに来てるナ。

今日はサンガスタジアムではこけら落としのプレシーズン以来初の声出し応援可能試合。声出しOKのホーム席は完売とまではいかなかったが、精一杯声を出しホームの雰囲気を創って選手の背中を押してあげたい。

【試合感想】
試合は広島がじわじわと圧を掛けて押し込んでくる展開。とはいえサンガもドン引きする訳ではなく、耐えてカウンターのチャンスを狙う意図を見せる。代表帰りのウッドもナイス反応を見せ、広島のゴールを許さない。スコアレスの時間を長引かせることで相手の焦りとミスを誘いたいところだったが、前半35分、サンガの左サイドの裏へ抜け出した満田が入れた低い弾道のクロスボールをメンデスがペナ内でクリアするも…「ああ、ハンドやな」。主審の松尾はハンドを取らなかったので「お、ラッキー♪」と思ってたらVAR介入。やはりハンドの判定が下され、結局PK。これをドウグラスに決められ1点のビハインドを背負う形になって前半終了。うむむ…

後半になってサンガはウタカにボールを集めるが、ウタカがボールキープ出来ずチャンス作れず。う~ん、今日もウタカは厳しい。ただ広島も決定的なチャンスを作れている訳ではなく、お互いに打開策を模索している感じではある。サポとしては声を枯らしてチームチャントを歌い続けるしかない。「がんばれ~っ!!追いつけ!!」

試合は交代カードで動き出す。後半21分、投入された黎生人とカカが守備と攻撃のアクセントとなる。守備が3バックから4バックになったことで自由に攻め上がれるようになった大吾が右サイドから入れたパスをカカがシュート!鮮やかにこれがネットに突き刺さり同点!!
カ カ と ん ぼ 返 り
カカの宙返りパフォーマンスを目の前で見せられ僕も大はしゃぎ!パーサ旗振りまくり!ここからサンガが一気に押せ押せ状態になったが、追加点を挙げるには至らず。試合は延長戦に。

延長戦前半、途中出場した植田クンが振り切られて再度勝ち越され、サンガの決勝進出はならなかった。

【試合後】
悔しいが、広島はやっぱり強かった。今季リーグ戦では初戦アウェイで完敗、次のホームでは互角に戦いドロー、そして今日も…もう一歩、いやもう半歩及ばなかった。キジェさんが言うようにチームは成長している。だけど、J1で勝つにはその一歩、半歩のさらなる成長が必要だということも実感させられたゲームでした。

カカの活躍以外での収穫は、桂太の気持ちの乗ったプレーと、120分戦い続けた三沢の完全復活。J1残留に向けリーグ戦残り4試合を戦い抜くために大きな戦力になりそうだ。

サンガの天皇杯は終わった。リーグ戦に気持ちを切り替えよう。
ああ喉痛いww


【試合結果】 京都1-2広島

【観客数】 6,787人(平日ナイターとはいえ…準決勝だよ、準決勝!寂しいナ!)

【得点者】
 京都 : イスマイラ79
 広島 : ドウグラス40、ナッシム・ベン・カリファ95

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ウッド6
 DF: 荒木5.5、長井6、メンデス5
 MF: 山田5(66分 井上6)、金子6、三沢5.5、田中5(72分 植田4.5→101分 麻田5.5)
 FW: 宮吉5.5(72分 中野6.5)、ウタカ5(76分 川﨑6)、パウリーニョ5.5(66分 イスマイラ6.5)

【今日の私的MOM】
 イスマイラ : チームに勇気を与えるスーパーゴール!宙返りパフォも痺れた!

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