西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

11/23 第43節 ベガルタ仙台戦 (京都・西京極競技場)

2004年11月23日 23時10分38秒 | サンガ観戦レポート2004
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:鈴木和、鈴木悟、手島、三上
 MF:石丸、斉藤、渡邉、美尾
 FW:中払、崔龍洙
SUB:西村、冨田、中山、黒部、田原

【試合リポート】
ホーム最終戦…なんとしても勝って終りたい。
さらにJ1復帰への一縷の望みがかかる一戦。
負ければ終わり、勝っても福岡と山形のいずれかが勝てばこれまた終わり。
いろいろ考えても仕方ない、全力で応援するのみ!

試合前、みんなで募金活動した新ビッグフラッグのお披露目。
これまで使っていたものに比べると4倍の大きさ。
サポーターズシートを覆い尽くした時、
「このスケールに相応しいサポーターになりたい!」そう感じた。

さて試合。
試合開始から仙台が強烈なプレスをかけてきて押し気味に進む。
サンガは前節鳥栖戦同様、ペナルティエリア内では自由にさせない背水の陣作戦。
約20分間、耐えに耐えるサンガ。そして試合の流れを徐々に引き戻す。
20分過ぎからはボランチが機能し始め、それが先制ゴールに結びついたのが35分。
ハライとヨンスのパス交換(?)からヨンスが久々のファインゴール!

よ っ し ゃ ぁ ~ っ キ タ ~ ッ !!!!!

♪オーオー、チェーヨンスー!オーオー、チェーヨンス!オオー力~強く~!
 オーオー、チェーヨンスー!オーオー、チェーヨンス!オオー我らが誇り~!♪

応援旗振りまくりです。サポーター席、盛り上がりまくり!
1-0のまま前半終了。このまま行け~っ!!!!

ハーフタイムで他会場の途中経過で水戸0-0山形、福岡1-1鳥栖と判る。
う~ん…微妙…どっちにでも転びそう…
ま、今は目の前の試合に勝つ事だけに集中しよう!うん!

後半立ち上がり斉藤があげる絶妙のピンポイントクロスを
ハライがヘッドで叩き込み、2-0として仙台を突き放す。
またしても応援旗振りまくりです。
ところがここから追加点のチャンスを生かせない。
大剛もヨンスもどフリーを決められない…やばいんとちゃうの~?

案の定終了間際に(超苦手の)佐藤寿人にキレイにヘッドを決められて
一気にムードは急降下…がんばれ~あと5分やんけ~!!!耐えろ~!!

そしてようやく終了のホイッスル!4連勝で大喜びのサポーター。
その時、僕の肩越しに他のサポの話し声が聞こえた。
「くそ…福岡勝ちよった…」

今季のJ1復帰の戦いは終った。選手にとっても、僕らサポーターにとっても。
勝って終れたからだろう、意外にさわやかな気分だ。
選手は最後まで諦めないで戦ってくれた。
楽しかったぞ!ありがとう。お疲れ様。(あと一試合あるけどね)
来年こそ新ビッグフラッグをJ1復帰を祝って満員のスタジアムで揚げよう!

【試合結果】 京都2-1仙台

【観客数】 10579人

【得点者】
 京都:崔龍洙37、中払48
 仙台:佐藤85

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井6
 DF:鈴木和5.5、鈴木悟5.5、手島5.5、三上6
 MF:石丸6、斉藤6.5、渡邉5.5(72分 冨田5)、美尾5.5
 FW:中払6(77分 中山5.5)、崔龍洙6(89分 田原-)

【J2リーグ サンガ現在成績】 順位:5位  勝ち点69

11/20 第42節 サガン鳥栖戦 (佐賀・鳥栖スタジアム)

2004年11月20日 23時04分44秒 | サンガ観戦レポート2004
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:鈴木和、鈴木悟、手島、三上
 MF:石丸、斉藤、熱田、美尾
 FW:中払、崔龍洙
SUB:西村、渡邉、中山、黒部、田原

【試合リポート】
久々のアウェイ遠征。
今更といえば今更だが、ようやく柱谷兄が目指すサッカーが出来つつある。
ペナルティエリアをがっちり固め、両サイドへの展開、スペースを使うサッカー。
どこまでこれが続けられるか…入れ替え戦参入の可能性が残る内は
この目で選手の戦いをみておきたい、
そんな気持ちでサポ仲間18名、深夜3時京都を出発。
片道約650㎞の行程を自家用車3台で鳥栖を目指し、
開門の1時間半前の11時に到着。
前回の遠征時同様完全に一番乗り。
(ほんまに現地サポのこないスタジアムやな…)
スタジアム入口の階段に腰掛けて酒盛り。まったりとしている内に開門。

さて試合は出場停止の解けたテッシーが4バックに復帰した以外は
前節と同じ布陣。
前半は鳥栖の積極的な攻撃をサンガが受け流すような印象。
ペナルティエリア近くまで攻め込まれるものの
ラストパスは出させない大人の対応。
現場で観ている側にとっては守備面ではまったく危な気を感じさせない。
J200試合出場となった(鈴木)悟の人に対する強さが際立つ。
攻撃面では左サイド・三上とボランチ斉藤の攻守の切り替えがイイ!
先制点となる石丸のミドルシュートもボランチ斉藤のスペースをついたパスから。
そのパスに走り込んだ熱田がDFを引きつけながら
石丸へ送ったボールが得点となった。

ハーフタイム中の他会場の試合途中経過のアナウンスがあり、
3位争いの対象・山形が負けている事と、
福岡が0-0と判りサンガサポから拍手上がる。
こりゃ、いよいよこの試合勝たんと、ね!

後半に入ると鳥栖の攻撃はまったくなりを潜め、一方的な展開に。
それでも追加点が奪えないのは単に崔龍洙が決定機を決めきれなかっただけ。
本来ならこの間に2、3点は入っていてもおかしくなかった。コレは課題。
ながらくお待ちかねの追加点は後半30分あたり。今回もきっかけは斉藤。
斉藤のパスに反応したのが逆サイドの三上、
その三上からのクロスに反応したのは鳥栖戦3得点と相性抜群の美尾タン。
軽やかにゴールし、試合を決めた。これで3連勝。(遅いけどね)

結局、福岡は勝ったものの、山形が負け、両チームとの勝ち点差が4に縮まり
3位争いから今節脱落しなくて済みました。
こうなったらとことん往生際悪くいきましょう!
ね、みなさん。(ニヤリ)

【試合結果】 鳥栖0-2京都

【観客数】 2269人

【得点者】
 京都:石丸10、美尾74

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:鈴木和5.5、鈴木悟6、手島5.5、三上6.5
 MF:石丸6、斉藤7、熱田5.5(62分 黒部5.5)、美尾6(83分 中山5.5)
 FW:中払5.5(73分 渡邉5.5)、崔龍洙5.5

【J2リーグ サンガ現在成績】 順位:5位  勝ち点66

11/13 天皇杯4回戦 東京ヴェルディ1969戦 (京都・西京極競技場)

2004年11月13日 23時00分39秒 | サンガ観戦レポート2004
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:鈴木和、手島、鈴木悟、三上
 MF:石丸、斉藤、熱田、美尾
 FW:中払、崔龍洙
SUB:西村、渡邉、池松、黒部、田原

【試合リポート】
久々のJ1勢との対戦。J2で大苦戦中のサンガがどれくらい通用するのか?

注目の前半。
予想通り中盤を細かいパスワークで繋ぐヴェルディ。
中央をがっちり守ってから両サイドへすばやく展開するカウンターの京都。
ゴール前まで迫られシュートは打たれるもののむしろ展開はサンガにあった。
特に左サイドの三上の攻め上がりは特筆に価する。
惜しむらくは崔龍洙の決定力のなさ。
チャンスはサンガにもあったが0-0のまま前半終了。
ここまでは予定通りと言える。

そして後半。
さすがに智将アルディレス。左サイドをしっかりケアしてきました。
左が抑えられたなら右から…といきたいところだが熱田の出来がイマイチ。
そこで柱谷が打った手は熱田に代えて黒部を投入。ツインタワー作戦。
これは結構ヴェルディ守備陣にプレッシャーを与えたと思うが
黒部がチャンスメイクしても肝心のヨンスが決められない。
ヨンスに代えて田原を使ってくれ~っと思っていた矢先、セットプレーから失点、
1点ビハインドを背負ってヨンスを下げるタイミングを逸してしまう。
結局田原は4バックの一角・悟を削っての投入となる。
中盤と守備陣が薄くなった影響からか立て続けに失点。がっくり…

終了間際ようやくサンガのペースとなるもオウンゴールで1点返しただけ。
決めるべき選手が決めてくれさえすれば勝てた試合。
内容は悪くなかっただけに残念至極…
今のサンガは両サイドとスペースを使った良いサッカーができている。
さ、気持ちを切り替えてリーグ戦残り3試合勝とうぜっ!

【試合結果】 京都1-2東京V

【観客数】 2404人

【得点者】
 京都:オウンゴール84(山田)
 東京V:桜井80、山田83

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井6
 DF:鈴木和5.5、手島5.5、鈴木悟5.5(81分 田原)、三上6
 MF:石丸5.5、斉藤6、熱田5(66分 黒部5.5)、美尾5(73分 池松5.5)
 FW:中払5.5、崔龍洙4.5

11/6 第41節 ヴァンフォーレ甲府戦 (京都・西京極競技場)

2004年11月06日 22時52分09秒 | サンガ観戦レポート2004
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:鈴木和、鈴木悟、萩村、三上
 MF:石丸、斉藤、熱田、美尾
 FW:中払、崔龍洙
SUB:西村、渡邉、冨田、黒部、田原

【試合リポート】
残る昇格の可能性は入れ替え戦の権利を持つ3位のみ。
それもサンガが負けた瞬間に消えるわずかな光。
それでも可能性が残っている限りは勝利の為に戦うのが選手。
そしてその勝利を信じて応援するのがサポーター。
と言う訳で今日も今日とてやってまいりました西京極競技場。
本日の相手は今シーズン勝てていない甲府。
相手も昇格の可能性をわずかに残す6位、厳しい戦いになると思ったが…

試合開始から20分当たりまではほぼ五分五分の状態だったが
それ以後はほぼサンガが中盤を支配。
手島出場停止で急造4バックの中央を任された悟とハギも
堅実な守備で相手の攻撃の核である小倉を上手く押さえ込んでいる。
相手にチャンスらしいチャンスを与えず…はいいのですが
こっちも決定的なチャンスに枠を捉えられず前半は無得点。

前半の良い流れがハーフタイムで変わらないといいんだが…と心配していたが
その後半立ち上がり、集中のない状態で試合に入っていた甲府中盤の隙をつき、
斉藤の絶妙な縦パスにヨンスが反応、ドリブルでDFラインを抜き去り、
最後は逆サイドから走り込んでいたハライにこれまた絶妙なパス。
後半開始たった30秒でハライがゴールを決めサポーター大いに盛り上がる!

この後も甲府は守備は混乱したままとなりサンガの怒涛の攻撃が続く。
中央に陣取るヨンスとその回りを縦横無尽に走り回るハライ。
その対応に追われ中央偏重となる甲府のボランチ。
がら空きとなった両サイドを左の三上と美尾、右の熱田が攻め上がる。
その両サイドにボールを供給するのは中盤を支配するマルと斉藤。
今シーズン最高といっても過言ではないパフォーマンス!
こんなに観ていて楽しい試合は久し振り…というか今シーズン初めて。
(だからこんなに低迷しているんだけどね)
甲府の出来が良くなかったとはいえ、この日の様な両サイドを上手く使った
連続性のある攻撃をもっと早くからやってくれていれば…
(ううう…もうやめとこう、単なるグチになる)

試合終了間際に交代出場の田原が粘ってもらったPKのチャンスを
(でしゃばった?)ハライがハズしたのはいかにもサンガらしいご愛嬌。
昇格うんぬんはさておき楽しめました♪

最 後 ま で 楽 し ま せ て く れ !

たのんだよ、マジで…

【試合結果】 京都1-0甲府

【観客数】 8921人

【得点者】
 京都:中払45

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:鈴木和5.5、鈴木悟6、萩村6、三上6
 MF:石丸6、斉藤6.5、熱田6(86分 冨田-)、美尾6(89分 渡邉-)
 FW:中払6.5、崔龍洙6(77分 田原5.5)

【J2リーグ サンガ現在成績】 順位:5位  勝ち点63

10/23 第39節 モンテディオ山形戦 (京都・西京極競技場)

2004年10月23日 22時46分36秒 | サンガ観戦レポート2004
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:鈴木和、手島、萩村
 MF:石丸、中払、渡邉、美尾、中山
 FW:原、崔龍洙
SUB:橋田、鈴木悟、三上、斉藤、田原

【試合リポート】
人事を尽くして天命を待つという諺(ことわざ)がある。
選手は勝利の為に全てを出し尽くしただろうか?
サポーターはチームの為に声を限りに応援しただろうか?
そうは思えない試合内容だった。

その結果は前半13分に大島に決められたゴールをかえす事なく0-1で敗戦。
3位山形との直接対決に破れ勝ち点差9。
数字上の可能性は残すものの、残り試合数を考えればほぼ逆転は不可能。

試合分析なんてこの状況でしたくはないが、レポートなので一応。
まずサンガの運動量が圧倒的に少ない。
山形のチェックが厳しく、パスの後のトラップに余裕がなくミスを連発。
これはテクニックの差ではなく、スタミナと気迫の差。
サンガの両サイドハーフは押し込まれて3バックに吸収され5バック状態。
5人いれば裏なんて取れるスペースなんてなさそうなのにあっさり裏を取られる。
前線でタメをつくるべきヨンスはボールから
遥かに離れたサイドに流れたまま動かない。

気力、体力、両面で山形に劣っていたのは誰の目からも明らか。
挙句の果てには監督の采配まで理解不能。
FW田原を投入したは良いが、なぜ竜太に代える?
代えるなら明らかに動きのないヨンスだろうが?
もっと言うなら1点のビハインドがあるんだから
中盤一人下げて3トップにしても良かった。
田原が入って後半ゴールのチャンスは増えたが
いずれもヨンスがはずして完全にブレーキに。
個人的には声が枯れるまで応援したつもりだし、この日は応援旗も振った。
そのお返しがこの試合内容と結果なのか?

試合後挨拶に来た選手たちに叫んでいる自分がいた。

「俺らの応援が足りへんのか!?せやから勝てへんのか!?」

それが選手や監督に聞こえたかどうかはわからない。
サポーターを続けて10年。
自分が応援してきた事でなにか変わったのだろうか?
今日ほど応援をしていて自分の無力さを感じたことはなかった…

【試合結果】 京都0-1山形

【観客数】 10391人

【得点者】
 山形:大島13

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村4.5
 DF:鈴木和4.5、手島4.5、萩村4.5(57分 三上5)
 MF:石丸4.5(60分 斉藤5)、中払5、渡邉4(イエロー2枚で退場)、
   美尾5、中山4.5
 FW:原5.5(57分 田原5.5)、崔龍洙4

【J2リーグ サンガ現在成績】 順位:5位  勝ち点57