AKB48グループ&坂道グループ情報ブログ

[各グループ推しメン] 乃木坂46→与田祐希 日向坂46→佐々木美玲 櫻坂46→守屋麗奈

姉キャラ・ノリノリ後輩・ド天然… 個性的すぎる櫻坂46・3期生のキャラクターを徹底解剖<そこ曲がったら、櫻坂?>

2024年05月12日 22時50分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ



石森璃花


 人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜1:35、テレ東、ほかLeminoにて配信中)。5月5日の放送では、「三期生 私って何キャラ?ランキング」という企画の第2弾がおこなわれた。3期生の“キャラ”をメンバーアンケートをもとにランキング形式で紹介していく同企画だが、今回の放送では石森璃花、中嶋優月、村井優の3名をピックアップ。メンバーだからこそ知るエピソードも含めつつ、それぞれのキャラが紹介された。

明かされる3期生・石森、中嶋、村井のキャラランキング

 最初にピックアップされたのは石森。第1位に選ばれたのは「24時間女子力高いキャラ」と、非常に良い評価だった。「私服やレッスン着まで女子力高め」「楽屋とかの席を整理整頓していたり、料理もできるのでいい奥さんになるんだろうってビジョンが見えました」とメンバーからの指摘は“女子力の高さ”に集中。かわいい服装であれば自分のモチベーションもあがるから、など石森のファッションに対する考え方なども明かされた。

 第2位は「頼れるお姉ちゃんキャラ」。どこかへ出かける際はあらかじめ道を調べてくれていたり、飲み物が少なくなっていると気を遣ってくれる…など、まさに“頼れるお姉ちゃん”の行動が目立つと話題に。先輩からも“できる後輩”だなと思ったと言われるなど、普段から周囲に気を回していることが明らかに。一方で中嶋と2人でいるときには“妹感”を見せるなど、ちょっと気を抜いたときのほっこりエピソードも飛び出す。

 続いて中嶋の第1位は「ノリノリおふざけキャラ」。「イジられたいのかわからないけど、イジりたくなる反応する」と評価されていた。しかも「イジりたくなる反応」については証拠映像があるとして公開。遊園地に行けなかった理由を“中嶋のせい”とイジる先輩に対し、「私のせいですよね!?私なんて来なければよかった…!!」とノリノリで反応する姿が公開された。たしかに、控えめに見ても「ノリノリおふざけキャラ」である。

 第2位は「後輩力高めキャラ」。声が大きく挨拶好きの一面もある中嶋は、第1位に挙げられた“ノリの良さ”も相まって「愛される後輩力」がとても高いとの評価だ。現在は大声出す係となっている松田里奈と山﨑天を継ぎ、将来の声だし隊長になるのかも…と、普段から元気たっぷりに過ごしている姿が伺えた。

ふわふわド天然キャラ、スタジオでも絶好調

 最後にピックアップされたのは村井。第1位は「ふわふわド天然キャラ」。あるエピソードとしてあげられたのは、ハモリパートを録音するときのこと。自分の高いパートと低いパートをどちらも録音し、それらを合わせることでハモリパートが完成するのだが、村井は「どっちが私の声かわかりますか」という独特な質問をしたという。しかもうっかりではなく、どちらも村井の声であるということを説明するために10分もの時間を要したほどの“ド天然”なのだそうだ。

 すると弁明があるのか、そのときの話を村井が自分で語り出す。「自分のパートと低いハモリパートがあるんですが、高い所が低すぎて(?)もう1つ録ったんですね?それで…もうひとつ録って…」と話しながらも、話題がふわふわと迷子になっていく。すかさずMCのハライチ・澤部佑が「1回この話やめよっか!」と切り出すなど、改めて村井の天然っぷりが証明された。

 第2位は「オーバーリアクションキャラ」。「目に入るもの、口にするもの、“毎秒”初体験なのかなって思うんですよね…」という説明が入ると、メンバーからは納得の声が飛び出す。「全ての触れるもの、話しかけられた人、全てがはじめてなのかなって…。優ちゃんと喋るの今日はじめてだっけ!?って毎日思うんですよね」と共感を示す声に村井がすかさず反論…のはずが、トークは再び迷子に。澤部の「なんでやねん!」というツッコミが入って収まったものの、まさに「ド天然」な村井ワールドが繰り広げられる。

 他にも「食べるだけで『はぁ!美味しい!』という言ったあと、ずっとリアクションが続くんですよね」など、オーバーリアクションが目立つというエピソードが続々。さらに“毎秒初体験”と言われる何口食べてもリアクションがオーバーなことに、キレキレの突っ込みが入る。終始イジられていた村井だが、第3位の「ダンスキレキレキャラ」では実際に見事なダンスを披露。メンバーからの評価が正確ということも証明された。

女子力高いお姉ちゃん、ノリノリ後輩、ド天然の属性たっぷりなメンバー達

 今回の放送では、3期生メンバー達の個性あふれるキャラクターが発表された。それぞれランクインした特徴がスタジオの面々からも同意されているようすを見ると、さまざまなとんでもエピソードも素の一面なのかもしれない。

 なかでも群を抜いて際立っていた村井のド天然さは、これからも番組内外で発揮されていけば話題になることが期待できる。一方で天然キャラは掘るほど面白くなるものだが、イジる側にもある程度の技量が求められる側面も。今回は澤部が仕切ってくれたが、メンバーのなかで村井を使いこなすツッコミ力の持ち主が出るのを期待したいものだ。

 また石森や中嶋のように、舞台裏で見せる普段のようすを知ることができるのも同コーナーの魅力。今後もテレビや舞台越しではなく、アイドルの素が見える同コーナーの展開を楽しみに待ちたい。

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平尾帆夏「またみんなで笑顔になれるように頑張りたい」 おふざけゼロ、懸命にこれからの躍進を祈願<日向坂で会いましょう>

2024年05月12日 22時34分00秒 | 日向坂46
こ~んばん~わ



平尾帆夏「またみんなで笑顔になれるように


 テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。5月5日の放送では、「11thシングル『君はハニーデュー』ヒット祈願」企画がおこなわれた。当時発売直前だった11枚目のシングルに、選抜メンバー16人でヒット祈願をしてきた際のロケを見る企画だ。

苛烈な滝行を経て、まっすぐな思いで祈願するメンバー達

 まずは祈願に向かった際のVTRが始まる。選抜メンバー16人と、どきどきキャンプ・佐藤満春がやってきたのはある山の中だった。「“日光”=おひさま」ということでやってきたのは栃木県日光市、日向坂46と縁のある場所として選ばれたそうだ。

 今回の目的は「修行」。選抜制度を取る新生日向坂46にはうってつけのヒット祈願ということで、2つの修行が用意された。1つは炎の前で煩悩を焼き払い、自分を見つめ直す「護摩行」。こちらは各期から1人ずつ佐々木美玲、丹生明里、上村ひなの、宮地すみれが参加する。残る12人は「滝行」という修行で、お経を唱えながら滝に打たれるという。

 意外なことに滝行は経験したことのあるメンバーが6名もおり、それぞれ「かなり寒かった印象」「震えが止まらなくて…」などの印象を語る。しかし「滝行をやりたかった」と興味津々なメンバーもいるなど、印象はそれぞれ異なるようすだった。

 撮影は3月上旬ということでまだ雪が残っているほど寒いタイミング。滝行チームは僧侶歴15年、滝行経験100回以上の渡辺住職にお手伝いしていただくことに。修行場所である「マックラ滝」は山奥にある落差30mの滝で、この日の水温は9度。サウナ後に浴びるために用意されている水ですら14度ということを考えれば、どれだけ冷たいのかがわかる。

 初センターを務めるプレッシャー、先輩が卒業した部分を“ただ空いている”状態にしないという思い、個別の活動が増えることでグループが離散しまうのではないかという不安…それぞれ異なる迷いや願いを抱えているメンバーたち。それらを断ち切るため、そして思いを叶えるために滝行に向かう。今回来られなかったメンバーの意志とともに、激しい滝に打たれながら読経してそれぞれの思いを込めて祈願するのだった。

先の未来を見据えて願いを捧げたメンバーの思い

 滝行が終わると、続いて護摩行が始まる。まずは護摩木へ願いを書き込む。滝行をおこなうメンバーの姿を見ていた4人は、それぞれの思いを継いだ願いを護摩木へ込めていく。

 「今年をどうするかによって、これからの日向坂が決まると思う」と感じるメンバーたちは読経をおこないつつ、願いを書いた護摩木を火にくべていく。日向坂46の未来を照らすため、普段の明るさからは想像できないほど真剣に、懸命に祈りを捧げる4人。そのあとは身支度を整えた滝行メンバーも合流し、16人全員で神社に祈りを捧げていた。

 VTRが終わり、視点がスタジオに戻る。過酷な修行を含めた祈願を労いながら、オードリー・若林正恭がメンバーにどう感じたかを聞いていく。問われた小坂菜緒は「過酷ではあった…」と切り出し、「大人数で何かを成し遂げることを久しぶりにできたので、皆で一緒に頑張ったという事はどこかで身になると思うので、いい経験をさせて頂いたなと」と笑顔で口にする。

 続けて問われた平尾帆夏は、「去年先輩方が悲しい顔をしておられるのを見て、四期生は何の力にもなれないのかな…と思っていたんですが、この映像を見させていただいて、改めて日向坂が大好きだなって思いましたし、今回のこのシングルを、絶対大ヒットさせて、またみんなで笑顔になれるように頑張りたいと思います」と涙ながらに語った。

 初センターを務める正源司陽子は「VTRを見させていただいたときに、いろんな先輩方や同期のメンバーのコメントに胸を打たれましたし、11thシングルの期間、私もできることは全部全力でやって、次の12th13thと繋げていけたら良いなと思いました」と言葉を詰まらせつつ、涙をこぼしながら力強く宣誓する。改めて、メンバー間の強い絆を再確認できた形だ。

日向坂46の再始動を占う、あらたなシングル

 滝行や護摩行で祈願したメンバーたちは、これまでの放送で見られた明るい姿からは想像できないほど真剣な姿を見せてくれた。日向坂46というグループを真摯に思い、活動する彼女たちだからこその必死な姿。選抜メンバー以外のVTRを見ていたメンバーたちの表情からも、全員が心を1つにしていることがわかる。

 「大人気アイドルグループが発売する11枚目のシングル」といえば、黙っていても売れるイメージを持つ人は多いだろう。しかしメンバーはダンスの立ち位置や歌唱パート、世間の評判などそれぞれのライフステージに応じて不安を抱えているものだ。

 初センターや憧れていた先輩の卒業など、不安になることやプレッシャーを感じるイベントはどうしても起きてしまう。そうした一線をどうにか乗り越えて見せてくれる笑顔だからこそ、彼女たちの輝きがどんどん増していくのかもしれない。
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日向坂46松田好花、ゆる白ニットから美脚あらわ 1st写真集から先行カット解禁

2024年05月12日 21時43分00秒 | 日向坂46
こ~んばん~わ



松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』TSUTAYA限定版裏表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』@Loppi・HMV限定版裏表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』楽天ブックス限定版裏表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』通常版裏表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』先行カット


松田好花1st写真集『振り向いて』Loppi・HMV限定版表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』通常版表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』TSUTAYA限定版表紙


松田好花1st写真集『振り向いて』楽天ブックス限定版表紙


松田好花1st写真集先行カット


松田好花1st写真集先行カット


松田好花1st写真集先行カット


松田好花1st写真集先行カット


松田好花1st写真集先行カット


松田好花1st写真集先行カット


 アイドルグループ・日向坂46の松田好花(24)の1st写真集『振り向いて』(5月28日発売/講談社)より、先行カット第13弾が解禁された。

 今回公開されたのは、ゆる白ニットから美脚あらわなくつろぎカット。撮影で訪れた邸宅にあった本格的な暖炉の前で、パチパチと燃える火を眺めながらゆったりと撮影。温まりながら自然にくつろぐ姿がかわいい一枚となった。

  同写真集は、坂道メンバーで初となるカナダ・バンクーバーで撮影。多趣味で好奇心旺盛な松田が今やりたいことをすべてやり切り、魅力のすべてを詰め込んだ写真集となっている。初水着&初ランジェリーにも挑戦し、“明るく元気”から“しっとり大人”まで、素の表情を見せている。

 そして、グループ加入前の家族との話や、療養期の葛藤、現在の活躍に甘んじない真摯な感情、バンクーバーで起きた奇跡のエピソードなど、涙ありの1万字インタビューも掲載する。

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乃木坂46黒見明香、独特のタッチで描いた大谷翔平選手に衝撃「ほんとかよ!?」「画伯すぎる」

2024年05月12日 15時46分00秒 | 乃木坂46
こ~んにち~わ



ドジャースVSパドレス戦の生中継にVTR出演した黒見明香


ドジャースVSパドレス戦の生中継にVTR出演した黒見明香


「ドジャースVSパドレス戦」生中継より


ドジャースVSパドレス戦の生中継にVTR出演した黒見明香


「ドジャースVSパドレス戦」生中継より


「ドジャースVSパドレス戦」生中継より


 日本時間5月12日に行われた、大谷翔平選手所属のドジャースVSパドレス戦で、「ABEMA」の生中継内で、「ABEMAベースボールリポーター」の乃木坂46・黒見明香がVTR出演した。

 黒見は、スタジオにいる元プロ野球選手の糸井嘉男と杉谷拳士、さらにMLBアナリストの福島良一氏にクイズを出題。“愛を込めて描いた”という日本人メジャーリーグ選手の直筆似顔絵を初披露した。

 「耳の形がかなり特徴。マネして描いてみた」というヒントのもと、「A.大谷翔平」「B.山本由伸」「C.松井祐樹」の選択肢が出現。似顔絵の帽子には「LA」という文字が見える中、進行を務める生明辰也アナから「LAという文字には惑わされないで」という思いがけない一言が出ると、「え!?」「回答消していいの?」「惑わされる」とスタジオが混乱する場面も。

 悩んだ末、糸井は「大谷選手」、杉谷は「山本選手」、福島氏は「松井選手」と回答。そして黒見の答えは「A.大谷選手」。スタジオには「ほんとかよ!?」「え~!」という驚きの声が飛び交い、杉谷さんからは「出題者にも問題ありますよ!(笑)」と笑いながらコメントしていた。

 「ABEMA」のコメント欄では、「むずすぎw」「画伯すぎる」「二択やんw」など、独特な似顔絵に反響が集まっていた。


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山下美月が乃木坂46に残したものとは? 「正直私には向いていない」卒業前に向き合ったアイドル像から考える

2024年05月12日 15時25分00秒 | 乃木坂46
こ~んにち~わ


 乃木坂46 山下美月の卒業コンサートが、5月11日と12日の2日間にわたって東京ドームで開催されている。

 今年2月の卒業発表から約3カ月が経ち、約8年に及ぶグループでの活動に幕を閉じようとしている山下。アイドルとして、俳優として、モデルとして、あらゆる方面で活躍し、それを乃木坂46のために還元してきた山下からのバトンは同期の3期生や後輩の4期生、5期生へと受け継がれている。本記事では山下のアイドル人生のうち、この3カ月のあいだで残してきたもの、伝えてきたことに焦点を当てて山下の今を探っていきたい。

山下美月のアイドル像


乃木坂46 山下美月 2nd写真集『ヒロイン』

 その大きな手がかりとなるのが、4月23日に発売された2nd写真集『ヒロイン』(小学館)だ。昨年8月開催の『乃木坂46 真夏の全国ツアー2023』の愛知公演と宮城公演の合間で敢行された5泊7日のアメリカ・ロサンゼルスでの撮影ロケ。「アイドルとしての集大成」をテーマに自ら企画書を持ち込みした本作で、山下は1万2000字を超えるエッセイを書き下ろしている。これまでとこれからを人間らしく、生々しく綴った文章のなかで筆者が目を疑ったのは、「アイドルのお仕事は、正直私には向いていないなと感じます」という書き出しの一文だ。

 卒業シングルとなる35thシングル『チャンスは平等』を含む計3度のシングル表題曲センターに立ち、東京ドームで有終の美を飾ろうとしている山下は誰もが認めるアイドルであり、ヒロインだろう。だが、並んでいるのは、「劣等感」「緊張」「プレッシャー」といった意外なワードと自身を俯瞰視した冷静な目線。山下のアイドル像を紐解く鍵として、「諦め」という考え方が際立って見えてくる。一見するとそれはマイナスにも捉えられそうだが、「諦めが最大の自由だと気づいてから、少しポジティブになれた気がします」「こうしなきゃああしなきゃのしがらみから何かを一つ諦めたら、別の何かを拾えると信じています」と記す山下からは何事にも諦観した自身のあり方を感じさせる。過去には『CanCam』2023年5月号のインタビューで、「アイドルとは?」という質問に「理想の『アイドル山下美月』を演じているところがあったんですが、今はそれを突き抜けた感じがちょっとあって。ありのままの自分とまでは言えないけど、すごく自由に、楽しめている感じ。いい意味で、深く考えないようになったのかな」と答えており、諦めが自身の解放に、そして自身のアイドル像へと結びついていると言えるのではないだろうか。

乃木坂46『チャンスは平等』

 もちろん、そこには同時にいついかなる時も努力を惜しまないアイドルとしての姿がある。たとえば、Instagramひとつ取っても、彼女が更新を怠る日はほぼない。そして投稿の1枚目はほぼ必ず自身の顔が写っている写真で徹底されている。5月8日放送の『乃木坂46 山下美月のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、Instagramにアップする写真のセレクトをマネージャーに頼んでいたと明かしていたが、それほどまでにアイドルとしての見せ方をセルフプロデュースしていたとも言えるだろう。その一方で、4月1日のエイプリルフールには、「タコ下美月」としてグッズを出してしまうような、そんな王道でありながらも自由に突き抜けた新たな乃木坂46像を確立した山下にとって、アイドルとはやはり“天職”である。

山下美月の卒業コンサートとその後

 『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、同期、後輩メンバーとの絆を確かめる卒業企画「山下といっしょ」がオンエア。バナナマンとのスリーショットトークでは、賀喜遥香や一ノ瀬美空といったメンバーからの愛を受け取った「バレンタイン大作戦」「お歳暮グランプリ」をきっかけにして、後輩とさらに仲を深められるようになったと明かしていた。そこで設楽統が話していたように、卒業生の齋藤飛鳥の存在は山下と切り離せない関係性にあり、『CanCam』2024年5月号では、「卒業を意識し始めたのは、齋藤飛鳥さんが卒業されたときでした」と語っている。かつての齋藤の役割を山下が担うようになったのと同じく、それを今後は賀喜や一ノ瀬といったこれからの世代が務めていくのだろう。

【公式】「乃木坂工事中」# 461「山下といっしょ」2024.05.05 OA

 そのことが示されるのが、東京ドームでの卒業コンサートである。先述した『オールナイトニッポン』でのパーソナリティでは、セットリストを自ら考案し、演出打ち合わせにも参加。思い入れのある楽曲、先輩メンバーをリスペクトした楽曲、まだ歌ったことのない楽曲などを織り交ぜたオリジナリティ溢れる、それぞれセットリストの異なる2日間のコンサートになることを山下は明かしていた。


 『チャンスは平等』に収録されている山下のソロ曲「夏桜」は、山下自身が作詞を担当した楽曲。1番の歌詞はファンを、2番の歌詞はメンバーを思い書かれている。各期への思いが感じられる〈全て包み込みたかった/風も 光も 絶望も〉、山下が去ったあとの乃木坂46をイメージさせる〈花の香り 残さないで/時々思い出すくらいでいい〉のリリックが印象的だが、ラストの〈夏が来る前に 君に見せよう 愛の花を〉はこの初夏に開催される卒業コンサートを指しているようにも捉えられる。

乃木坂46『夏桜』

 乃木坂46卒業後は、少しの休止期間を挟みながら、『CanCam』モデルは継続し、これからもファンと会える機会は作っていくことを約束している山下。今年11月22日には山下が出演する映画『六人の嘘つきな大学生』の公開も控えており、筆者としては変わらず役者としての姿も見ていきたい思いがある。そして、自由を楽しめる余裕を持った山下は、桜の花びらが空へと舞いあがっていくように、さらなる高みへと再び咲き誇ることができるはずだ。

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