あかりちゃんのブログ

40歳。「こころ」を探す旅(人生)

100万回生きた猫が、本当に欲しかったもの。

2024-05-19 17:57:02 | 日記


100万回生きた猫 あらすじ

飛ばしてくれて良いです。

主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と100万回生まれかわっては、様々な飼い主のもとで死んでゆく。どの飼い主も猫の事が大好きで、その死に泣く程悲しんだが、猫は自分の事だけが大好きで、それぞれの飼い主達のことが大嫌いだった。何度も生き返るので死ぬ事も特に恐れていなかった。

ある時、猫は誰の猫でもない立派な野良猫となった。猫は、100万回生きた事を自慢し、魅力を感じた周囲のメス猫たちは何とか猫の恋人になろうと、プレゼントを持ってきたり、毛繕いをして猫にすり寄ってくる。それに気を良くしていた猫だったが、唯一自分に関心を示さず、自慢話にも素っ気ない反応しかしない一匹のメスの白猫が気になり始める。何とか興味を引こうとするうちに、いつのまにか猫は、ただ白猫のそばにいたいと思うようになった。そして、白猫も猫の想いを受け入れる。猫は白猫と一緒にいるうちに、自慢話をしなくなっていた。

時がたつと白猫は猫との間に沢山子猫を産み、猫はあれだけ大好きだった自分より、白猫や子猫達の方が好きになっていた。やがて子猫達も立派な野良猫になり猫の元を去って行った。猫は白猫とこれからもずっと一緒にいたいと思ったが、白猫は段々と年老いてゆき、ある日猫の傍で静かに動かなくなっていた。猫は生まれて初めて泣き、死んで動かなくなった白猫を抱えて昼になっても夕方になっても夜になっても朝になっても100万回も泣き続け、ある日のお昼に猫は泣き止んだ。

そして猫も、とうとう白猫の隣で静かに動かなくなり、もう決して生き返らなかった。


100万回生きた猫は、本当は

いったい何が欲しかったのでしょうか。

100万回、どんなに可愛がられても

100万回、飼い主のことを、

好きになれなかった、そうです。

100万回

「自分がいかに強いか」を示してきました。

しかし、一匹の

なんにも出来ないような白い猫に

惹かれ、たくさんの子供を

産み、寄り添い、共に死んでいったことで

猫は大泣きし、

二度と生き返らなかったそうです。


私は思うのですが、それは

「こころから優しくできる相手」に

巡り合ったから、だったのではないでしょうか。

なんにも出来なさそうな、白い猫

その、自分より「弱い存在」に

はじめて、こころから優しくなれたのでは

ないでしょうか。

もう、飼い主に

「自分を立派に見せなくて良い」

「自分を優等生に見せなくて良い」

ただ、弱いあなたを愛したい。

そんな、守りたい存在に

出会えたからではないでしょうか。





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考察 この世界が地獄なのでは?

2024-05-19 08:10:38 | 日記
なぜ、この世界には

別れがあるのだろう?

なぜ、ケンカがあるのだろう?

なぜ、食べなきゃ死ぬのだろう?

なぜ、恋や友情は報われないのだろう?

なぜ、冷たいことをしてくる人がいるの?

なぜ、冷たくなるの?

本当に、あの世に地獄があるの?

違う

いつからか、私は考えを改めるように

なりました。

この世界こそが、たぶん、地獄なのだ。

だから、せめて、

今日も明日も、傷つかないように…

気を付けて生きたい。

いつか、優しい人に抱かれるその日まで



人は、一歩踏み出しなさいと言う。

しかし、一歩踏み出して

また、傷ついてはいけない。

ただ、優しい夢のなかに…



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私にとって、人生は、マッチ売りの少女でした

2024-05-19 07:36:58 | 日記






「恋などひとときのまぼろしね…」

「それでも、二人愛し合えた日々は幸せだったの…」

と言う歌があった。

友情も、恋も、うつろいゆくもの…

まるでマッチ売りの少女のように





あるとき、優しい夢を見て…

火が消えて、夢が消えて…

また、マッチを擦ったかのように

また、優しい夢を見て…





ただその光り輝く思い出だけは、

確かに、こころに残っている。

優しい思い出を…

いつまでも忘れないようにしたい…

人を無視しないようにしたい。

無視してしまうことは、殺すことだから…


「光り輝くものだけ集めて」

「辛い事をしてくる人はきっと、ただの気の迷い」

優しい思い出を、持って帰ろう

いつか乗る

銀河鉄道の、終着駅にたどり着くまで…



「ねぇママ、銀河鉄道に乗った人たちは

 みんな、どこに行ったの?」

「みんな、天国に行ったの

 銀河鉄道は、疲れ切った魂たちを

 運ぶ船、だったのよ?」


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