shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

「夏休み特別企画」 私的缶コーヒー論 / 「思い出のマーニー」を観ました

2014-08-15 | 日記
ブログタイトルにありながら、コーヒーの話があまりされていなかったので、
そこで今日はコーヒー、しかも缶コーヒーの話を。



多くの方はいきなり苦いコーヒーを子供の時に飲むことはなく、
初めてのコーヒーは缶コーヒーが多いのではないだろうか。

自分もそうだった。
当時は今と違って容量250ml(ミリリットル)の通称「ロング缶」のほうがポピュラーで
UCCの缶コーヒー(ミルク入りと命名された“乳飲料”扱い)がよく自販機で売れていた。
当時はコーヒー農園で働く男が麦わら帽子をかぶったパッケージで、「加糖ブラックもの」がベストだった。
また、今では想像つかないだろうがカネボウフーズが出していた
「ベルミーコーヒー」というロング缶があって、それが好きだった。

あくまで僕個人の好みだが、缶コーヒーはカフェなどの店で売るブレンドコーヒーのような苦みを強調する必要はないだろう。
子供がコーヒーの味を知るきっかけで、カフェもコンビニもない駅や路上で手軽に飲めるものという意味では、「ロング缶」やカフェオレ系のほうをもっと力を入れて売ったほうが良いと思う。
ちなみに、自分が缶コーヒーでもっと普及して欲しいのが「微糖ブラック・タイプ」で、
これはもう夏季限定といわず通年販売してほしいくらいだ。
「UCC THE COFFEE COOL BREAK -2℃」
 http://www.ucc.jp/product/drink/coffee/cafebras/cafebras-3260.html
「ダイドーブレンド ブレンド アイスコーヒー[微糖]」
 http://www.dydo.co.jp/products/detail/453
「ネスカフェ エクセラ アイスコーヒー 微糖 280g」
 http://d.nestle.jp/nescafe/can/nex_ice_bito_280.html

しかし、缶コーヒーの味もバリエーションも変わってしまい、容量190mlの「ショート缶」が中心となった。
例えば現在の日本コカコーラ株式会社が扱っている「ジョージア」のラインナップです。
 http://www.georgia.jp/product/
→自分のオススメ「オリジナル」「ロング缶カフェオレ」「マックスコーヒー」「まろやかミルクのカフェラッテ」
キリンビバレッジの缶コーヒー「FIRE」のラインナップも見ましょう。
 http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/fire/lineup/
→自分のオススメ「北海道限定:ミルクテイスト」「関西限定:ミルク珈琲」
ダイドードリンコの缶コーヒーのラインナップです。
 http://www.dydo.co.jp/products/category_list/1
→自分のオススメ「Mコーヒー」「ブレンドアイスコーヒー 微糖」「アメリカンコーヒー」

一見バリエーションが豊富ではある。 
しかし、どんなに“微糖”を謳っていても“豆を厳選した”とか言っていてもミルク・砂糖がドッチャリ入ったショート缶の味は相当濃く、
結局「ブラック無糖」以外は正直どれも甘ったるいのだ。
ホットで飲んだ場合、体調によっては気分が悪くなる時もある。
以前の職場で働いた人が毎日ショート缶コーヒーを飲んでいたら糖尿病になった、という話を聞いたが、この甘ったるさでは(なるほど)と思ってしまう。

最近ではドトールやスターバックスでなくてもマクドナルドやコンビニでおいしいコーヒーが飲める。
高速道路のSA(サービスエリア)PA(パーキングエリア)店舗では不可欠で、JRのターミナル駅でも普及しつつあるが、
今後はエコのためにも味の調整が自由にできる「紙コップ式」のコーヒー自動販売機を普及させて、缶コーヒーの自販機はもっともっと淘汰縮小してゆくべきだと思う。
そもそもスチールやアルミニウムを大量に消費すること自体が環境破壊につながっているはずだ。

今回の企画に近い記事を見つけましたので、リンクしておきます。
 懐古企画第6弾!『ロング缶コーヒー』を振り返る あのソフトドリンクをもう一度 6
http://allabout.co.jp/gm/gc/218010/


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【余談】
レイトショーでスタジオ・ジブリの最新作「思い出のマーニー」を観てきた。
他人との接触が不器用な、ふたりの少女の心のつながりの物語。
まだ公開中なので詳しく言えませんが……良かったです。
(いや、ツッコミ始めたらキリがないし)

挿入曲で効果的に使われたものは、クラシックギターが好きな人ならすぐわかるものが使われていました。
アーチストは違いますが、これです。


ナナ・ムスクーリのスキャットでお送りしました。

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