shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

NHK・BSプレミアムで観る「天と地」の鉄道旅

2017-08-26 | 旅行
8月23日はNHK・BSプレミアムで久々に国内鉄道の番組で要注目の番組が2本あった。


ひとつはJR東日本話題の豪華列車「四季島」に宝塚女優2名が乗る
「スーパーラグジュアリートレイン~豪華!オンナ二人旅~」(19:30-21:00)
http://www4.nhk.or.jp/P4580/3/

女優の遼河はるひと紺野まひるが、
今年5月から運行を開始したJR東日本の寝台列車「トランスイート四季島」に乗車。
宝塚の同期で親友の二人は、上野を出発し、日光、青森、函館、鶴岡、あつみ温泉、新津を2泊3日でめぐる。
伝統工芸品で彩られた車内。
旬の食材を使った一流シェフによる最高級の料理。
現地の人々のもてなし。
ラグジュアリーなひとときを過ごしつつ、オンナ2人の本音トークが展開する、クルーズトレインの旅。
 (番組ホームページより)


ずるいぞー、女子旅で「四季島」に乗るなんてー。

基本的には「3泊4日コース」から青森以北を抜いて、函館は新幹線で訪ねるスタイルだった。
しかし、このコースを体験するとしたら一人当たり90万円はかかる……

関心がないわけがない。 
でも、自分は金があっても多分乗らないだろう。
負け惜しみじゃないぞ。 

発着時のプラットホームや廻る先々でイベントの関係者が待っていて歓迎してくれて、
自分らのためだけに普段開いてない施設を開けて「貸し切り状態」にしてくれるのは気が引けてならない。
そりゃあ高額になるはずだ。
明け方に武士の格好をした人が駅で待っていて、イベントを見せてもらるのはなんか申し訳ないし、
気分が乗らない時にイベント見せつけられた時は困る。


それだったら、「北斗星」に代わる新時代の寝台特急(サンライズエクスプレスの発展形)に乗りたい。

速いだけの新幹線じゃなくて夕方に東京(or 札幌)を発ち、バール(カウンターの売店カフェ)で軽食を買って、
木目の落ち着いたラウンジ席で食う。
(285系電車のミニラウンジは今となっては無味乾燥で落ち着かない)
さらにBの個室で音楽を聴いたり、
A個室の人は部屋でPCでネットサーフィンしたり書類を仕上げることも自由にできる。
寝る前にシャワーを浴びて眠りに落ちる。

翌朝はもう道内(or 関東)を快適に走っていて、
軽い朝食をとったら苫小牧を出て丁度良く札幌(or 東京)に近づいている。

そんな新しい寝台特急の方が良い。

それについては、2015年8月26日付記事・8月31日付を参照してください。


-----------------------------------

そしてもう1本は、おなじみ六角精児のシリーズ番組「呑み鉄本線・日本旅」。
「夏・石勝線(夕張支線)を呑む!」
http://www4.nhk.or.jp/nomitetsu/5/

呑(の)み鉄シリーズ、待望の第9弾!
「鉄道」と「酒」という偏った観点で俳優・六角精児が途中下車。
今回は緑豊かな夏の北海道・石勝線が舞台。
夕張支線で旧炭鉱鉄道廃線跡を巡る
北海道最古の酒蔵で炭鉱の歴史を感じさせるお酒に出会う
北海道の味・ラム肉のステーキ&アスパラガスに酒がすすむ!
そばの産地で“そば焼酎のそば湯割り”
かつて「日本三大車窓」の一つといわれた幻の風景を探して六角精児さまよう!?

【語り】壇蜜
 (番組ホームページより)


良いなぁ~。 自分の旅はやっぱりこっちだ。

それにしても、北海道は札幌圏以外の地域の寂れように胸が痛む。
映画「幸福の黄色いハンカチ」発表時(1977)や自分が学生だった'80年代前半なんか活気があったのになぁ……

海の幸・山の幸が絶品のわが心の地北海道。 
素晴らしい。
それなのに鉄道利用者が減り、閑散としたローカル線。
間違いなくその地域に住む人がいるのに。

問題はやはり高校生や買い物客・病院への通院者のニーズに沿ったダイヤでないからなんだろう。
あと鉄道駅になんにもなくて、数キロ離れたところにある「コンビニ」。
 もったいない!

各駅停車用のオンボロな「キハ40系」が、乗客のニーズとJR北海道側との乖離ぶりを象徴している。
こんど、ローカル線区域に新型車両「H100形・DECMO(デクモ)」が投入される予定だ。
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170712-2.pdf
http://news.mynavi.jp/news/2017/07/12/270/
楽しみにしています。


そして、再度訴えておきたいのが「有力宅配運輸業との提携運行」。
モーダルシフトの観点からもJRローカル路線をヤマト運輸・佐川急便さんなどにも活用していただくのだ。
使わない手はない。


-----------------------------------

2017年8月26日付訪問者数:83名様
お付き合いいただきありがとうございました。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽しくて、やがて哀しい「La ... | TOP | ETV特集「描き続けた“くらし”... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 旅行