shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

夏の終わりの村下孝蔵/「モ・ザ・イ・ク」(1983)

2017-09-04 | 音楽
新企画です。 「夏の終わりの村下孝蔵」。


村下さんの歌には夏を題材にしたものが意外に多いのですが、
やはり切ないのも事実です。

この夏、好きな人ができても報われなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために寄り添うか、傷口に塩を塗るかはわかりませんが
「これを聴いて大人になりなさい」と言えるものをお届けいたします。

栄えある1曲目は、オリジナルアルバムではベストセラーであろう『初恋~浅き夢みし~』(1983)収録で
アナログ盤A面のラストを飾る 「モ・ザ・イ・ク」です。
 
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『初恋~浅き夢みし』を初めて通して聴いた印象は
「う~ん……初めの2曲以外は失恋や挫折の歌ばっかりだなぁ…」で、
決して良い印象ではありませんでした。

でも大人になってきて、その意味や良さがわかってくるんですよね。
学生時代ではわからないけど、次に進むたびに失うものも多いという事を。

この曲でとにかくすごいのが、歌い終わったあとのCoda部分(別名アウトロ)のコード展開。
別れで立ちすくむ主人公に大雨が襲ってくるかのような痛みです。
アレンジャー・水谷公生(きみお、このアルバム当時は「竜緒」名義でした)氏の才能恐るべし、です。


では、どうぞ。



 2022年現在、今や数少なくなった購入可能のオリジナルアルバム『初恋~浅き夢みし』(1983・4th)に収録です。

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