「あの一年が、僕らの永遠になった。」
これほどまでに胸に迫るTVアニメは何年ぶりだろうか・・・?
2017年4-6月期最大の注目作、「月がきれい」。
ついに完結でございます。
自分は6月30日(29日深夜)の「TOKYO MX」で観終っていました。
「YouTube」でもかなり話題騒然となっておりますが、
よくわかるよ、うん。
7月7日(七夕)23:00より、「BS11」で全国放送です。
公式ホームページは、
https://tsukigakirei.jp/
TVアニメ『月がきれい』第12話「それから」WEB予告編
同じ高校へ進学しようとした小太郎の努力は、残念ながら実らなかった。
(あんまりだなぁ、オープニング枠内であっけなく結論が出た)
そして、茜は卒業とともに川越から千葉へ引っ越すことになる。
大学や専門学校ならともかく、高校進学は親の環境と無縁ではいられない。
卒業式の翌日、これが引っ越し前最後のデートになる。
小太郎が「バイトをして電車代稼いで会いに行くから」と話すのに沈みこむ茜。
以前、川越祭りで比良拓海が茜に告白したのを見た小太郎が心乱れたように、
市立高校へ進む小太郎に、一緒に進む陸上部の西尾千夏が告白したことで、だった。
「……辛いの……」
もう会えないかもしれない。
遠距離恋愛を続けていいのか、どうしていいのかわからない。
茜の心が痛む。
小太郎にキスして走り去る。 跪いて号泣。
・・・・観ているこっちまで辛かった。
気まずい気分のまま、彼女が川越を去る日。
その時、友人に教えられてスマホを見ると、小太郎が投稿した小説が載っていた。
タイトルは『13.70』。
茜が中学生最後の大会で出した100m走の自己更新タイムだった。
小太郎も茜が乗った電車に向かって走る。
間に合わないかどうかは関係ない、スマホでなく声で思いをじかに伝えるために。
新河岸川を渡る電車に向かって、彼は力の限りに叫んだ。
「大好きだぁーーーっ!!」
・・・茜じゃないけど、泣けた。
小説サイトに載った終章の文面でも、その気持は同じだった。
マンションを去る時に彼女が大切にしていた「さつまいものマスコット」を置き去りにする(=小太郎を忘れる)のか気になったが、やっぱりしっかり持ってきていた。
それが大正解。
夕暮れ、電車を見送った小太郎の頭上には月が浮かぶ。
そして、サブタイトルのテロップ。(泣)
彼らの初恋は、卒業と引っ越しによって終止符を打った……ように見えた。
でも、彼らには後日談がしっかりあった。
卒業後もLINEをベースにふたりの仲は続き、進学、慣れない就職と環境は変わるが、
二人きりの旅行など時間を重ね、ついに結婚までたどり着いた。
最後のひとコマには数年後(8-10年後?)の川越祭りでの小太郎と茜の間に“愛の結晶”が……!
続編制作のお願いの声もあったが、もうこれでも充分だろう。
小太郎、茜、ほんとうにおめでとう。
どうぞ末永くお幸せに。
ただ、あえて言えば後日談のLINEの文字が小さくて見えにくい事。
これを補うためにも、「公式ガイドブック」の編集・発売があると嬉しいです。
(BD&DVD初回特典のスピンオフストーリーCDの描き下ろしイラストや川越聖地巡礼記事があると良い)
さらに欲を言えば、止め絵だけだった高校生活から結婚式までのエピソードを「前後編60分」のTVスペシャル、
またそれを追加した7大都市ミニシアターでの総集編上映をしてくれたらうれしいのですが………
「将来結婚するふたりは、生まれた時から小指と小指が赤い糸でつながっている」、
日本にはこんな美しい言い伝えがあります。
おふたりをつなぐ「運命の赤い糸」は、目には見えなくても、きっと存在します。
生まれてから結婚するまでの日々は、多くの出会いの繰り返しです。
両親や家族、友人、恩師、先輩や後輩・・・。
そうした出会いの先に、人生を共に生きる、たった一人の運命の人が必ず待っています。
⇒川越氷川神社・ホームページより転載
http://www.kawagoehikawa.jp/#/
-----------------------------------
あーあ、終わっちゃったなぁ……
気分良い虚脱感に満ちていた。
作品スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
粉末ジュースの底に溜まった「思春期にやり残したこと」が浮かんできたように、
くすぐったいやら恥ずかしいやらの感情とときめき、久々に感じた時間でした。
間違いなく、2017年TVアニメ最優秀作品! です。
「縁むすび風鈴」 川越氷川神社 平成29年度
………さて、
夢だけで終わらないこと
あといくつあるのだろう
(安全地帯「あの頃へ」 作詞:松井五郎)
-----------------------------------
2017年7月 4日付訪問者数:102名様
2017年7月 7日付訪問者数: 89名様
2020年4月15日付訪問者数:199名様
お付き合いいただきありがとうございました。
2017年9月24日追記:
先日の「ニコニコ動画」での無料一挙配信を最後までご覧になった皆さん、お疲れ様でした。
また泣けてしまいましたね。(笑)
これほどまでに胸に迫るTVアニメは何年ぶりだろうか・・・?
2017年4-6月期最大の注目作、「月がきれい」。
ついに完結でございます。
自分は6月30日(29日深夜)の「TOKYO MX」で観終っていました。
「YouTube」でもかなり話題騒然となっておりますが、
よくわかるよ、うん。
7月7日(七夕)23:00より、「BS11」で全国放送です。
公式ホームページは、
https://tsukigakirei.jp/
TVアニメ『月がきれい』第12話「それから」WEB予告編
同じ高校へ進学しようとした小太郎の努力は、残念ながら実らなかった。
(あんまりだなぁ、オープニング枠内であっけなく結論が出た)
そして、茜は卒業とともに川越から千葉へ引っ越すことになる。
大学や専門学校ならともかく、高校進学は親の環境と無縁ではいられない。
卒業式の翌日、これが引っ越し前最後のデートになる。
小太郎が「バイトをして電車代稼いで会いに行くから」と話すのに沈みこむ茜。
以前、川越祭りで比良拓海が茜に告白したのを見た小太郎が心乱れたように、
市立高校へ進む小太郎に、一緒に進む陸上部の西尾千夏が告白したことで、だった。
「……辛いの……」
もう会えないかもしれない。
遠距離恋愛を続けていいのか、どうしていいのかわからない。
茜の心が痛む。
小太郎にキスして走り去る。 跪いて号泣。
・・・・観ているこっちまで辛かった。
気まずい気分のまま、彼女が川越を去る日。
その時、友人に教えられてスマホを見ると、小太郎が投稿した小説が載っていた。
タイトルは『13.70』。
茜が中学生最後の大会で出した100m走の自己更新タイムだった。
小太郎も茜が乗った電車に向かって走る。
間に合わないかどうかは関係ない、スマホでなく声で思いをじかに伝えるために。
新河岸川を渡る電車に向かって、彼は力の限りに叫んだ。
「大好きだぁーーーっ!!」
・・・茜じゃないけど、泣けた。
小説サイトに載った終章の文面でも、その気持は同じだった。
マンションを去る時に彼女が大切にしていた「さつまいものマスコット」を置き去りにする(=小太郎を忘れる)のか気になったが、やっぱりしっかり持ってきていた。
それが大正解。
夕暮れ、電車を見送った小太郎の頭上には月が浮かぶ。
そして、サブタイトルのテロップ。(泣)
彼らの初恋は、卒業と引っ越しによって終止符を打った……ように見えた。
でも、彼らには後日談がしっかりあった。
卒業後もLINEをベースにふたりの仲は続き、進学、慣れない就職と環境は変わるが、
二人きりの旅行など時間を重ね、ついに結婚までたどり着いた。
最後のひとコマには数年後(8-10年後?)の川越祭りでの小太郎と茜の間に“愛の結晶”が……!
続編制作のお願いの声もあったが、もうこれでも充分だろう。
小太郎、茜、ほんとうにおめでとう。
どうぞ末永くお幸せに。
ただ、あえて言えば後日談のLINEの文字が小さくて見えにくい事。
これを補うためにも、「公式ガイドブック」の編集・発売があると嬉しいです。
(BD&DVD初回特典のスピンオフストーリーCDの描き下ろしイラストや川越聖地巡礼記事があると良い)
さらに欲を言えば、止め絵だけだった高校生活から結婚式までのエピソードを「前後編60分」のTVスペシャル、
またそれを追加した7大都市ミニシアターでの総集編上映をしてくれたらうれしいのですが………
「将来結婚するふたりは、生まれた時から小指と小指が赤い糸でつながっている」、
日本にはこんな美しい言い伝えがあります。
おふたりをつなぐ「運命の赤い糸」は、目には見えなくても、きっと存在します。
生まれてから結婚するまでの日々は、多くの出会いの繰り返しです。
両親や家族、友人、恩師、先輩や後輩・・・。
そうした出会いの先に、人生を共に生きる、たった一人の運命の人が必ず待っています。
⇒川越氷川神社・ホームページより転載
http://www.kawagoehikawa.jp/#/
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あーあ、終わっちゃったなぁ……
気分良い虚脱感に満ちていた。
作品スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
粉末ジュースの底に溜まった「思春期にやり残したこと」が浮かんできたように、
くすぐったいやら恥ずかしいやらの感情とときめき、久々に感じた時間でした。
間違いなく、2017年TVアニメ最優秀作品! です。
「縁むすび風鈴」 川越氷川神社 平成29年度
………さて、
夢だけで終わらないこと
あといくつあるのだろう
(安全地帯「あの頃へ」 作詞:松井五郎)
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2017年7月 4日付訪問者数:102名様
2017年7月 7日付訪問者数: 89名様
2020年4月15日付訪問者数:199名様
お付き合いいただきありがとうございました。
2017年9月24日追記:
先日の「ニコニコ動画」での無料一挙配信を最後までご覧になった皆さん、お疲れ様でした。
また泣けてしまいましたね。(笑)