日常にすっかり浸透したパソコン。
でも、いつの間にかこれに縛られてしまったようだ。
時間があれば常に覗き込んで、YouTubeを見ていると深夜2時を廻っていた…なんてことも。
完全に“ネット依存症”か?
おまけに、日常に疲れてしまっているようだ。
そんなわけで、生ギターと軽い荷物を持って、クルマで一泊の旅をした。
関越道・上信越道を走ってゆく。
東京では桜が散り始めているが、ここはまだ梅・こぶしと並んで咲いていた。
ひんやりした風が心地よい。

泊まった宿は、新年度が始まったばかりのせいか、比較的空いていた。
とはいえ、隣の部屋は親子連れで騒がしかった。
夕飯を食べたらうたた寝をして、寝静まるのを待つ。

福山雅治が出た「SONGS」を観終ると、ギターケースを開けてピックは使わずに静かに弾き始める。

「一曲いかがです?……なんてね(笑)」
街のどこかに、淋しがり屋がひとり
いまにも泣きそうに、ギターを奏(ひ)いている
愛を失くして、なにかを求めて
さまよう、似たもの同士なのね
此処(ここ)へおいでよ、夜はつめたく長い
黙って夜明けまで、ギターを奏こうよ
「真夜中のギター」作詞:吉岡治
今さらですが、島谷ひとみのMVが良い。
ハノンのような練習曲
セブンスコード
イタリアのリュート曲「シチリアーナ」などなどを爪弾く。
リュート曲は意外にスチール弦のギターと相性が良い。
パソコンに奪われていた時間を埋めるように、音を抑えて静かにギターと向かい合う、貴重な時間だった。
そして、お気に入りの歌も口ずさむ。
愛することに疲れたみたい
嫌いになったわけじゃない
部屋の灯はつけてゆくわ
カギはいつものゲタ箱の中
きっと貴方はいつものことと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は本気みたい
貴方の顔もちらつかないわ
男はいつも待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれて
それでもいいとなぐさめていた
それでも 恋は恋
「恋」作詞:松山千春
自分を取り戻す真夜中のギターは、2時までに終えた。
明け方、外には雪がちらついた跡があった。

チェックアウト後、音楽仲間に会って話をして、丸山珈琲の豆を買って、
夕方前には東京へ戻ってきた。
サウンドコンテナに入れた、今回のお供CD5セット

・深町純『 On The Move 』(1978)
→尊敬するキーボードの鬼才・深町氏が単身NYCに乗り込んで、当時まだ無名だったフュージョン系ミュージシャン・「スタッフ」や「ブレッカー・ブラザーズ」、マイク・マイニエリ(vib)、アンソニー・ジャクソン(b)などと共に生み出した、ポップな名盤。
・The Corrs『 Forgiven, Not Forgotten(遥かなる想い)』(1995)
→映画「ザ・コミットメンツ」(1991、イギリス・アイルランド合作)のオーディションに参加したアイルランドのコアー4兄姉妹がスカウトされてデビューした1stアルバム。
プロデュースをデヴィッド・フォスター、ミックスダウンをデヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージック、ローリングストーンズ、甲斐バンドの名盤を手掛けたボブ・クリアマウンテンなどの名スタッフが担当。
まさにアイリッシュ・ポップス。
・渡辺貞夫『 Orange Express 』(1981)
→デイブ・グルーシンの絶妙なキーボード&編曲で仕上げられた、フュージョンの傑作。
翌年ナベサダ氏は体調を壊して入院&レコード会社移籍など環境の変化により、このコンビネーションは(2014年現在)これが最後になった。
・佐野元春 with The Heartland『 Cafe Bohemia 』(1986)
→1年間のニューヨーク滞在から帰国後、新しく編成されたバックバンド「ザ・ハートランド」と共に音を創り出して、ロンドンでミックスダウンされた、躍動感に満ちたアルバム。
シングル曲「Wild Hearts~冒険者たち」「Young Bloods」「99 Blues」収録。
・Billy Joel 『 Greatest Hits Volume 1 & Volume 2(ビリー・ザ・ベスト)』(2003新編集)
→「Piano Man」でのデビューから1985年までの書き下ろし2曲を含む、「ニューヨークの想い」「ストレンジャー」「素顔のままで」「イタリアン・レストランで」「マイ・ライフ」「オネスティ」「プレッシャー」「アップタウン・ガール」など全25曲の2枚組ベスト盤。
でも、いつの間にかこれに縛られてしまったようだ。
時間があれば常に覗き込んで、YouTubeを見ていると深夜2時を廻っていた…なんてことも。
完全に“ネット依存症”か?
おまけに、日常に疲れてしまっているようだ。
そんなわけで、生ギターと軽い荷物を持って、クルマで一泊の旅をした。
関越道・上信越道を走ってゆく。
東京では桜が散り始めているが、ここはまだ梅・こぶしと並んで咲いていた。
ひんやりした風が心地よい。

泊まった宿は、新年度が始まったばかりのせいか、比較的空いていた。
とはいえ、隣の部屋は親子連れで騒がしかった。
夕飯を食べたらうたた寝をして、寝静まるのを待つ。

福山雅治が出た「SONGS」を観終ると、ギターケースを開けてピックは使わずに静かに弾き始める。

「一曲いかがです?……なんてね(笑)」
街のどこかに、淋しがり屋がひとり
いまにも泣きそうに、ギターを奏(ひ)いている
愛を失くして、なにかを求めて
さまよう、似たもの同士なのね
此処(ここ)へおいでよ、夜はつめたく長い
黙って夜明けまで、ギターを奏こうよ
「真夜中のギター」作詞:吉岡治
今さらですが、島谷ひとみのMVが良い。
ハノンのような練習曲
セブンスコード
イタリアのリュート曲「シチリアーナ」などなどを爪弾く。
リュート曲は意外にスチール弦のギターと相性が良い。
パソコンに奪われていた時間を埋めるように、音を抑えて静かにギターと向かい合う、貴重な時間だった。
そして、お気に入りの歌も口ずさむ。
愛することに疲れたみたい
嫌いになったわけじゃない
部屋の灯はつけてゆくわ
カギはいつものゲタ箱の中
きっと貴方はいつものことと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は本気みたい
貴方の顔もちらつかないわ
男はいつも待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれて
それでもいいとなぐさめていた
それでも 恋は恋
「恋」作詞:松山千春
自分を取り戻す真夜中のギターは、2時までに終えた。
明け方、外には雪がちらついた跡があった。

チェックアウト後、音楽仲間に会って話をして、丸山珈琲の豆を買って、
夕方前には東京へ戻ってきた。
サウンドコンテナに入れた、今回のお供CD5セット

・深町純『 On The Move 』(1978)
→尊敬するキーボードの鬼才・深町氏が単身NYCに乗り込んで、当時まだ無名だったフュージョン系ミュージシャン・「スタッフ」や「ブレッカー・ブラザーズ」、マイク・マイニエリ(vib)、アンソニー・ジャクソン(b)などと共に生み出した、ポップな名盤。
・The Corrs『 Forgiven, Not Forgotten(遥かなる想い)』(1995)
→映画「ザ・コミットメンツ」(1991、イギリス・アイルランド合作)のオーディションに参加したアイルランドのコアー4兄姉妹がスカウトされてデビューした1stアルバム。
プロデュースをデヴィッド・フォスター、ミックスダウンをデヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージック、ローリングストーンズ、甲斐バンドの名盤を手掛けたボブ・クリアマウンテンなどの名スタッフが担当。
まさにアイリッシュ・ポップス。
・渡辺貞夫『 Orange Express 』(1981)
→デイブ・グルーシンの絶妙なキーボード&編曲で仕上げられた、フュージョンの傑作。
翌年ナベサダ氏は体調を壊して入院&レコード会社移籍など環境の変化により、このコンビネーションは(2014年現在)これが最後になった。
・佐野元春 with The Heartland『 Cafe Bohemia 』(1986)
→1年間のニューヨーク滞在から帰国後、新しく編成されたバックバンド「ザ・ハートランド」と共に音を創り出して、ロンドンでミックスダウンされた、躍動感に満ちたアルバム。
シングル曲「Wild Hearts~冒険者たち」「Young Bloods」「99 Blues」収録。
・Billy Joel 『 Greatest Hits Volume 1 & Volume 2(ビリー・ザ・ベスト)』(2003新編集)
→「Piano Man」でのデビューから1985年までの書き下ろし2曲を含む、「ニューヨークの想い」「ストレンジャー」「素顔のままで」「イタリアン・レストランで」「マイ・ライフ」「オネスティ」「プレッシャー」「アップタウン・ガール」など全25曲の2枚組ベスト盤。