shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

追悼・冨田勲さん(2)/NHK諸作品

2016-05-10 | 音楽
冨田先生はNHKと縁が深かった。

まずはやっぱりこれでしょう。
きょうの料理 テーマ曲(1957~) 冨田勲

まな板で包丁をたたく音のアイデアから始まったそうだ。

そして、日本人の心に響くこの音楽も。
名曲探訪 ・「新日本紀行」 富田勲 / Isao Tomita



それから、これを忘れてはいけない。
名作中の名作
冨田勲:徳川家康 (1994新録音、東京交響楽団)

作曲:冨田勲
指揮:大友直人
演奏:東京交響楽団
合唱:東京混声合唱団

N響に混じって、冨田氏のシンセサイザーが素敵だった。
ポコポコというシーケンサーやパーカッションの音がなんとも効果的。
また、川の源流から大河がやがて海になってゆくというストーリーのような映像。
素晴らしかった。
「OPでCGを多用するようになってから、大河ドラマは堕落した。」
というコメントに激しく同意します。

「かつてラジオ出演された時に徳川家康OPのシーケンスサウンドについて、
 家康という人はどんなに強く感情を揺さぶられるような場面でも、
 冷静に計算をしている人だと捉えて
 シーケンスサウンドをオープンエンドで通奏音として加えた、
 と言うような趣旨のことを語られてました。
 まるでコンピュータが黙々と計算しているような感じを出したかったそうです。
 私はその目論見は完璧にハマった、決まったと思いました。
 人情味溢れる滝田栄演じる家康ですが、
 その背景には誰よりも冷静沈着に、
 深く深く思慮を巡らせる武将の姿が見て取れます。
 そしてこのオープニングテーマ(曲)は、
 それを実に見事に表現していると思います。」
  @izumihigashi さんのコメント。 
  なるほど。

「身震いする程いい曲」
  @user-pw6vr3jv3w さんのコメント。

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