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音楽大好き男の徒然なる日記

沢田研二・さいたまスーパーアリーナ、ドタキャン騒動に思う

2018-10-22 | 音楽
「2018年10月21日付」
高須院長、客席スカスカでドタキャンの沢田研二に「老人気取りで甘えるな。喝!」

高須クリニックの高須克弥院長(73)が10月20日、自身のツイッターを更新。
10月17日に開催予定だったさいたまスーパーアリーナでのコンサートを、
集客不足を理由に開演直前に中止した歌手の沢田研二(70)について見解を示した。

高須氏はツイッターで
「観客が1人でもやるのが本物のエンターテイナー。老人気取りで甘えるな。喝!」
と今回の沢田の対応への考えをつづった。


沢田は18日に横浜市内で取材に応じ、中止の理由について、
事前に所属事務所とイベンター(チケットを販売し、ライブを制作する会社)から観客数が9000人と聞いていたが
実際は7000人で、自身が求める満員にほど遠く、意地として中止を決断したと説明。
開演前に会場から帰ったと明かし、「僕の実力不足。申し訳ございません」と謝罪した。

さらに沢田は「僕にさいたまスーパーアリーナでやる実力がなかった。本当に申し訳なく思ってます」と頭を下げ、
「お客さんは『来てんねんから、やれよ』と言うのは分かる。
甘いけど、僕はお客さんを信じてる。今回はお客さんに甘えさせてもらい、僕の意地を通させてもらいました」
と説明した。

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なんだかなあ……
ここで持論を。

自分は高須院長のご意見に賛成だ。

まず、ジュリーは自分の人気状況を冷静に分析しているのか?


確かにイベンターの会場選定が最大の原因だ。
でも、2001年のアルバム『新しい想い出2001』を最後に彼はメジャーレーベルと契約しておらず、
販路が限られているからおのずとセールスには限界が生じる。
セールスが伸びないとテレビはおろか、ラジオや有線放送などでも自己の歌は流れなくなって
注目されなくなる。
当然、観客動員数もそれなりのホールやライブハウスでの開催しか臨めない。

そんな状況での、さいたまスーパーアリーナは、あきらかにイベンターの自滅行為だった。

それでも過去のジュリーの神通力は半端ないから、7000人が待っていた。
充分上等な数字じゃないか。

でも、彼は“意地”を通してドタキャンした。
長年の熱烈なジュリーファンは「それこそジュリー」と言うだろう。
だが、正直「プロ」のやる事じゃない、と自分は思う。
7000人のうちには仕事を休んで遠距離からさいたままで来て、1泊するのもいただろう。
彼らの損失はどうする?

理由が「体調不良で歌えない」ならともかく、「観客動員不足への意地」なんて、情けない!

もし自分がイベンターなら、現状セールスならこれに懲りて、以降はアリーナクラスの会場は外して、
「市民会館」のホールや「Zepp」クラスのライブハウスしか選定しないだろう。

はっきり言うけど、来年の武道館も1日だけなら完売するだろうけど、「3days」だったら空席が目立つのでは?

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「2018年10月22日追記」
この騒動には後日談があった。

スポニチAnnex 2018年10月22日付記事
「ジュリー謝罪『自分の至らなさ』大宮での代替公演発表」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/10/22/kiji/20181022s00041000144000c.html

17日のさいたまスーパーアリーナ公演を空席が目立つとしてドタキャンした沢田研二(70)が21日、
騒動後初めてのコンサートを大阪狭山市文化会館で行った。
「全ては僕の責任」と謝罪トークは7分間に及び、代替公演の開催も発表。
さいたまスーパーアリーナを満員で埋めることを新たに目標に掲げ、80歳まで現役を続けることを誓った。

≪沢田の発言要旨≫
お騒がせしている中、ご心配をお掛けした中、お越しいただきありがとうございます。

私はこの通り、ピンピンしております。 元気です。
少しだけ話させていただきます。

僕がしたことによって、当日、さいたまスーパーアリーナにお越しいただいたお客さま全てに、
不快な思いをさせたことは事実です。
全て沢田研二の責任です。

なぜなら僕が決めたからです。
なぜ、この方法を選んだかというと、
僕は立ち止まって自分の音楽人生の一つのポイントにしようと思ったんです。
甘えてしまいましたが、もう一度、あのさいたまスーパーアリーナを満杯にするという新しい目標ができました。

見果てぬ夢になるかもしれません。
ただ、その日を目指して努力することは、いけないこととは思いません。
この話を聞いていただいてうれしいです。
ありがとう。 
ありがとう。 
ありがとう。

沢田は来年1月5日、2月7日に埼玉・大宮ソニックシティで代替公演を開催することを発表。
最後は客席に投げキスをして締めくくった。


………それこそジュリーだ(笑)。
人騒がせで、やせ我慢も「粋」に見える人。

それなら、レコードの売れる環境をつくらなきゃあ。
NHK「SONGS」、フジテレビ「MUSIC FAIR」などの音楽番組出演依頼があったら、四の五の言わずまず出る。
間奏・アウトロがぶった切られるNHK「うたコン」は避けても良いから(笑)。
メジャーレーベルとの再契約を模索する。
ニューアルバム発表の際にはMV(ミュージックビデオ)を作成し、自分の写真を出す。
(松山千春だってやっているんだから)
アルバムプロモーションにラジオ局行脚も、仲の良いアーチストの番組にゲスト出演もためらわない。
今のアリーナクラスを埋めるアーチストだってやっているのだから。

頑張れ、ジュリー。
自分だってあなたを羨望の眼差しで見上げて育ってきたのです。



カサブランカ・ダンディ/沢田研二(E.Bass COVER Mix 2008)


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2018年10月21日付訪問者数:180名様(!)
2010年10月22日付訪問者数:182名様(これまったちょーいとちょぉーいとー♪)
お付き合いいただきありがとうございました。

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