初出:2016年1月20日ですが、またスキーシーズンになりましたので、
あの惨劇を繰り返さないために再度upいたします。
軽井沢スキーバス転落事故 (ウィキペディア解説)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E4%BA%95%E6%B2%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9%E8%BB%A2%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85
規制緩和後の危険性を象徴する事故がまたも発生した。
長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで2016年1月15日AM2時頃、
乗客・乗員41人を乗せた大型バスがガードレールを突き破り、15人が死亡、26人が重軽傷を負った事故。
記憶に新しいのは、2012年の群馬県の関越自動車道藤岡ジャンクションで(やはり未明に)
発生したツアーバスの死傷事故。
東京新聞 2016年1月16日付社説
「スキーバス事故 なぜ繰り返されるのか」
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月19日付
「バス運行 下限割れ料金で受注 他社も11件 業界内で違反常態化」
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月18日朝刊記事
『ツアーバス事故 同業の運転手に聞く 「体力的にギリギリ」「明日はわが身」』
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月17日付朝刊記事
「バス事故 運行ずさん管理 社長遅刻、健康確認せず」
(リンク切れ)
もうきりがない。
これだけでもわかる事。
規制緩和は下請けの人間に“低賃金・過酷な重労働”などの犠牲で成り立っていること。
背景に40代以上の世代の再就職難も背景にあること。
(現場こそ20~30代の健康な世代が出て、40代以上が事務・営業などの後方支援をすべきではないのか?)
社長などの経営者が面倒くさがって現場に立ち会っていないこと。
(点呼の時間は遅刻したんじゃなくて、家にいたんじゃないのか?)
そして、夜行の交通機関にはやはり鉄道が理想的であることだ。
「東京~大阪」「東京~広島」「東京~札幌」などの遠距離かつ大量の移動者が見込まれる路線には、
週1-2本くらいで良いので夜行列車を再設定すべきだと思う。
個人的に、こういうツアーバス事業は不動産などのような免許制にすべきではないだろうか。
・申請の際には営業車両に「ETC」「タコグラフ」「ドライブレコーダー」が必ずついている事。
(ETCがあれば現金よりかなり安くなるし、パーキングエリアで休憩もとれるだろう)
・これが装備されていて初めて“仮免許”を発行する。
・行程表には必ず出発地・途中休憩地・目的地と、その出発時刻や到着時刻が記載されていなければならない。
・仮免許発効後、事故がないことを確認しながら1年おきに登録番号の前に「(1)」「(2)」と
信用度レベル番号を上げてゆくこと。
・下請けに最低契約金よりも安く提示契約したツアー企画会社には営業停止期間や罰金つきの罰則を設ける。
これぐらいしないと、悲劇はまた繰り返されるのだろう。
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あと、スキー場のある観光協会にも、協力していただきたい事がある。
スキーバスは貴重なお客を連れてくるのだから、
ドライバーの人が安心して復路に就けるように、
どこか空いている宿で熟睡できるツインルームと温泉を提供することはできないだろうか?
最後に、今回の事故で犠牲になりました15名の方々に、哀悼の意を表します。
あの惨劇を繰り返さないために再度upいたします。
軽井沢スキーバス転落事故 (ウィキペディア解説)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E4%BA%95%E6%B2%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9%E8%BB%A2%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85
規制緩和後の危険性を象徴する事故がまたも発生した。
長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで2016年1月15日AM2時頃、
乗客・乗員41人を乗せた大型バスがガードレールを突き破り、15人が死亡、26人が重軽傷を負った事故。
記憶に新しいのは、2012年の群馬県の関越自動車道藤岡ジャンクションで(やはり未明に)
発生したツアーバスの死傷事故。
東京新聞 2016年1月16日付社説
「スキーバス事故 なぜ繰り返されるのか」
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月19日付
「バス運行 下限割れ料金で受注 他社も11件 業界内で違反常態化」
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月18日朝刊記事
『ツアーバス事故 同業の運転手に聞く 「体力的にギリギリ」「明日はわが身」』
(リンク切れ)
東京新聞 2016年1月17日付朝刊記事
「バス事故 運行ずさん管理 社長遅刻、健康確認せず」
(リンク切れ)
もうきりがない。
これだけでもわかる事。
規制緩和は下請けの人間に“低賃金・過酷な重労働”などの犠牲で成り立っていること。
背景に40代以上の世代の再就職難も背景にあること。
(現場こそ20~30代の健康な世代が出て、40代以上が事務・営業などの後方支援をすべきではないのか?)
社長などの経営者が面倒くさがって現場に立ち会っていないこと。
(点呼の時間は遅刻したんじゃなくて、家にいたんじゃないのか?)
そして、夜行の交通機関にはやはり鉄道が理想的であることだ。
「東京~大阪」「東京~広島」「東京~札幌」などの遠距離かつ大量の移動者が見込まれる路線には、
週1-2本くらいで良いので夜行列車を再設定すべきだと思う。
個人的に、こういうツアーバス事業は不動産などのような免許制にすべきではないだろうか。
・申請の際には営業車両に「ETC」「タコグラフ」「ドライブレコーダー」が必ずついている事。
(ETCがあれば現金よりかなり安くなるし、パーキングエリアで休憩もとれるだろう)
・これが装備されていて初めて“仮免許”を発行する。
・行程表には必ず出発地・途中休憩地・目的地と、その出発時刻や到着時刻が記載されていなければならない。
・仮免許発効後、事故がないことを確認しながら1年おきに登録番号の前に「(1)」「(2)」と
信用度レベル番号を上げてゆくこと。
・下請けに最低契約金よりも安く提示契約したツアー企画会社には営業停止期間や罰金つきの罰則を設ける。
これぐらいしないと、悲劇はまた繰り返されるのだろう。
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あと、スキー場のある観光協会にも、協力していただきたい事がある。
スキーバスは貴重なお客を連れてくるのだから、
ドライバーの人が安心して復路に就けるように、
どこか空いている宿で熟睡できるツインルームと温泉を提供することはできないだろうか?
最後に、今回の事故で犠牲になりました15名の方々に、哀悼の意を表します。