shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

追悼:作曲家・大中恩さん(東京新聞2018年12月5日付筆洗より)+α

2018-12-18 | 日記
しかし……スプレー缶って恐ろしい……
ホームタウン・札幌は平岸でとんでもない事故がおきてしまいました……


東京新聞2018年12月17日付記事
「札幌で爆発 42人けが 居酒屋倒壊『ガスのような臭い』」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018121702000129.html


東京新聞2018年12月17日付記事
「札幌爆発、スプレー缶開け引火か 不動産会社、100缶超廃棄中」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018121702000252.html

怖いよぉ………
皆さんもくれぐれも、スプレー使用時は火の気ない所で、換気を怠らずに使用しましょう。

では、本題に入ります。
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先日、ハッチポッチステーションからのQueenのパロディーを紹介いたしましたが、
「いぬのおまわりさん」の作曲家・大中恩(おおなか・めぐみ)さんが亡くなっていたことがわかりました。


東京新聞2018年12月5日付「筆洗」

その詞に曲をつけることを最初は断ろうかと思っていたそうだ。
童謡にしてはちょっと曲が長すぎる。

「わんわんわわん」「にゃんにゃんにゃにゃん」1,2番で200字を超えている。
子どもたちには長すぎて受け入れられないだろう。

出版社から何度も頼み込まれて、引き受けたが、作り出すと詞の良さがよく分かり、
すらすらと曲が書けた。
「わんわんわわん」で曲名はもうどなたにもお分かりだろう。
「いぬのおまわりさん」(1960年)。

作曲した大中恩(おおなか めぐみ)さんが亡くなった。 94歳。

「いぬのおまわりさん」 「サッちゃん」 
「おなかのへるうた」 「ドロップス」…。
幅広い世代の人が口ずさめる楽しい歌の宝物を残していただいた。

耳にすれば、自分の幼き日へと、
お子さんがいらっしゃる方には、わが子がたどたどしく歌っていた「あのころ」へと
一瞬で、連れ帰ってくれるタイムマシンのような曲の数々である。

一曲の中にさまざまな表情が織り込まれていた。
軽快な調子で滑りだしたかと思えば、途中では、ちょっとしんみりさせたり、笑わせたり。
そして、また元気よく。
曲が見せる豊かな表情と変化が子供を喜ばせた。
歌い継がれる秘密なのだろう。


お別れに、代表作でいとこの阪田寛夫さんが作詞した「サッちゃん」をお借りする。
<とおくへいっちゃうってほんとかな>
<さびしいな> 恩さん。

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10月に「菊池寛賞」を受賞したユーミン(松任谷由実)が、
「いつも言うんですが、私の目標は自分のつくった歌が「詠み人知らず」になることです。」とおっしゃっていましたが、
大中さんの功績はまさにそんな“読み人しらず、でも誰もが知っている歌”を作られた事だと思います。

Yahoo ! Japan ニュース 2018年4月10日付記事
「“100年後”も聞かれる音楽を――ユーミンが語る老い、孤独、未来」
https://news.yahoo.co.jp/feature/938

スポニチAnnex 2018年12月7日付記事
「松任谷由実が菊池寛賞受賞 歌が『ノベルのお仲間に加えていただいて、心から光栄』」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/07/kiji/20181207s00041000294000c.html


松任谷さん、受賞おめでとうございます。
あなたのお名前もまだまだ世に残るでしょう。
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「いぬのおまわりさん」、好きでした。
【♪うた】いぬのおまわりさん - Inu No Omawari San|♬まいごのまいごの こねこちゃん♫【日本の童謡・唱歌 / Japanese Children's Song】


最後に、大中恩さんのご冥福をお祈りいたします。


2018年12月18日付訪問者数:227名様
(怖いよぉ……)
おつきあいいただき、ありがとうございます。

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