朝日新聞にも「貧困と教育」を連載していたが、
私も仕事で、東京都のある区で貧困家庭とかかわっていたことがあるが、
貧困は単に経済的な問題だけではない。
もちろん、シングルマザー、シングルファザー、
時には両親が育児放棄で祖父母が養育している家庭など、
経済的に追い込まれている容赦ないケースも多い。
ところが、それと同じぐらい「経済的以外の貧困」家庭も多い。
それらの家庭に共通することは、
「孤立」=「つながり拒否」ということである。
助けてくれる親戚がいない、あるいは親戚との関係を断っている、
あるいは親戚も同じような精神的な貧困を抱えている
近所と良好な関係を保てない
福祉など公的なケアーを受けない、拒否する
一時的にかかわってもそれを継続できない
などなど
だから、こそ、息の長いケアー、かかわりが必要になってくるのだが・・・