おやじ剣山

知らず知らずに体が変化しているのかも、でも錆びないぞ、
独り言だけど吠えるぞ"!

夏の終わりに ②

2015-08-30 21:34:09 | 日記

国会前をはじめ全国で、安保法案反対の行動を

起こした人がたくさんいた。

私も地元で1000人規模の集会に参加してきた(そのことは別の機会に)

 

さて、安倍談話。

相手も時間と頭脳をかけて相当練ってきた文。

あれだけで、どこからも(表面的には)攻撃されにくい言い回しである。

でも、前回書いたように、

我々は、戦争を忘れてはいけない、

それは両面から。

被害者として、

加害者として、

そして、2度と戦争の被害者にも、

加害者にもなってはいけないと

そう決意すべきでしょう!

相反することをしているから、

言葉だけが上滑り。

 

 


夏の終わりに 安倍談話について

2015-08-29 22:43:10 | 日記

戦後70年安倍談話について「評価する」が「評価しない」を上回ったそうだ。

(8月25日 朝日新聞  「評価する」40% 「評価しない」31%)

その中でも、

談話の中の「子どもたちに「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない。」に関しては、

「共感する」が63%とかなり高評価である。

 

「国民はそのレベルに応じた政府を持つ」

国民の意識の根底を上手に利用した彼らのやり方である。

 

わたしの周りの大人の中にも、嫌韓、嫌中の人がいる。

彼らは、竹島、尖閣問題はもちろん、慰安婦問題が報道させると、

大抵怒って、こう言う。

「日本はいつまで謝ればいいんだ!」と。

確かに、外交的には歴史認識や慰安婦問題、靖国などで、抗議を受けるという流れが

あるし、それが続いている。

が・・・

それ(日本はいつまで謝るんだ!)と言っているあなた。

あなたは、今まで直接中国人や韓国人に謝ったことはありますか?

私はありません。

あなたは、今まで直接中国人や韓国人に歴史のことで詰め寄られたことはありますか?

私はありません。

子どもたちはどうでしょう?

学校には、中国人や韓国人の子どもが多くいるが、日本人の子どもは謝っていだろうか

私は、談話とは違うことを感じている。

日本人は、過去の過ちをずっと意識していくべきだと思う。

謝罪を続ける宿命を負い続けるべきだと思う。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 


この夏TVで戦争特番が多かったが

2015-08-27 20:29:41 | 日記

戦後70年ということで、久ぶりにテレビでは、戦争の関する番組が多かった。

残された白黒写真を解析し、色をつけたり、動画に変えたりして、

原爆投下直後の広島を再現したNHKなど力作も多かった。

アイドルが戦争体験を聞くも(見なかったけど)それなりによかったんじゃないかな。

私は、(何度目かだけど)「火垂るの墓」を改めて観てみた。

改めてというのは、「感涙なし」で観てみた。

多くの人が観ていると思うが、もちろん、兄弟が(特に節子が)かわいいので、

よけいにかわいそうで、2度目に観たときは、最初に節子が登場してから

すでに涙があふれたものだった。

でも、今回、高畑勲がどんなことを訴えたかったのか、自分なりに迫ってみたいと思った。

今回、特に感じたことは

(最初に観たときから印象に残っていたこと、多くの人が同じ感じを持っただろう)

「まわりの人たちの冷たさ」である。

ファーストシーンの駅員は、子供の死体を「汚いわ。」「恥だわ。」とゴミ扱いする。

せっかく診てもらった医者は、子供の栄養失調に無関心、

畑泥棒をあんなになぐる農家の人

そして、何より、一番観客の心に残るキャラクターであるいじわるなおばさん。

みんな、まわりの大人(子供も)非情な人として描かれている。

亡くなった愛川欣也さんが、子供時代の疎開生活を振り返って、

「嫌で嫌でしょうがなかった。食糧難の所に子供がいっぱい都会から来て歓迎されるはずがない。」と

語っていたのが印象に残っている。

そう、高畑監督は、戦争が奪うもの、世界を、人々の心を、凍らせていくものとして捉え直しているのでは

ないだろうか。

戦争に美談や美徳なんてない。

駅員も医者もあのおばさんも平時だったら、子供の空腹に、子供の死に、心を痛ませる心の持ち主であるはず。

そんな人の心も、社会からも温かさ、人間らしさを奪っていくのが戦争の本質なのだとつくつけているのだと思う。

美談の戦争話は危ない、怪しい!(永遠に・・・・)

 


少し軽い話題 もうTVバラエティーやチャリティーで走るの止めよう。

2015-08-20 22:30:59 | 日記

24時間TVには、いろんな意見がある。

好きかと問われれば、「あまり・・・」と答えるだろう。

でも、まあ、いろいろあるけど・・・・

とにかく「24時間マラソン」なるものは、そろそろ止めませんな。

ぼくのような素人で年に数度しか、マラソン大会に参加しない、いつまで経っても

「駆け出しランナー」でも、

体調や環境、練習量などを無視して大会で走ることはない。

素人がたかだか2、3か月の練習で、この炎天下を(何キロだかしらないけど)走るのは

無謀であり、何か走ることを軽んじられてるような気もする。

走らなくても、演出されたゴールがなくても、

(もっと番組全体で言えば)感動がなくても、チャリティーはできる!と思う。

まあ、善意の人が多いだろうが、あの感動の安売りを見せられると、

あまり賢くないなって、思ってしまうこともある。

(まあ、放言トランプが支持率上げるアメリカもどうかとあきれるけど)

 

 

 

 

 

 

 


なぜ、再稼働?

2015-08-18 21:56:39 | 日記

「電力が足りない。」

「お金がかかる。」

結局、再稼働の前提は、全部覆ったのに、

計画通り、再稼働。

世の中は、どんどん流れ、話題もどんどん流れていく。

 

でも、

それでいいの?

福島はあの日のままだよ。

復興のスタートラインにさえ、立っていない。

  どうしたら、いいんだろう・・・