映画「海街diary」を観た。
3人姉妹の家に、母が違う妹がいっしょに住むことになる。
その新しい家族になるために、小さいけれど、ささやかだけれど、
大切な日常を積み重ねていくことで、
新しい家族になっていく。
梅干をつける、近くの定食屋さんでアジフライを食べる、
障子をはる、お風呂の虫に悲鳴をあげる・・・・
そんな些細な日常の中で
ある場面は、言うのを我慢したり、ある時はぶつけあったり
新たな家族になっていくのは、
時間がかかるし、心を通じ合わせることによって、
一歩ずつ家族になっていく。
一方、
第二十四条
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。
2
婚姻は、両性の合意に基づいて成立し、
夫婦が同等の権利を有することを基本として、
相互の協力により、維持されなければならない。
3
家族、扶養、後見、婚姻及び離婚、財産権、相続
並びに親族に関するその他の事項に関しては、
法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、
制定されなければならない。
これは、自民党の憲法草案である。
家族が国の根本である
家族は、互いに助け合わなければならないって、
家族は最初からあるものではないのだ。
家族は国家に命じられてつくるものではない。
海街の4人も、憲法に書かれるとか、国家から命じられるから
家族になったのではない
家族にならない、家族をつくらない選択だってある
一人ひとりが家族と言う場所に
安らぎや自分がいていい場所を
そこに求めた時に、その場が家庭になり、家族になっていく
家族はつくられるものではない
つくるものである