場所:左京区一乗寺小谷町
最寄り駅:京都市バス一乗寺下り松
解説:オマールは南方特別留学生。南方特別留学生とは、大東亜共栄圏による東南アジア支配のため現地からの留学生を招聘したもの。墓には説明として「大東亜戦争が酣の、昭和十八年六月、当時東條英機軍事内閣の要請で、南方特別留学生の一人としてサイド・オマールは来日した。 彼は、大東亜共栄圏の同盟国であるマレーシア・ジョホール州の出身で、祖父はジョホール州の首相をつとめ、その一族は政治、経済、教育の分野で名をなしていた。 恵まれた環境に生まれたオマール自身も、優れた資質を備え、人々の期待を担っていた。 オマールは広島大学在学中の八月六日、原子爆弾に被爆した。彼自身も重傷だったのに大八車で広島市民の重い被爆者の救護にあたった。 米軍司令部の命により、オマールは京都まで来たが症状が重く京大病院に運ばれたが、既に末期症状であった。 昭和二十年九月三日、京都を終焉の地として、オマールは十八歳の生涯を閉じた。 東條内閣に依り来日した留学生は、昭和十八年に来日した一期生と昭和十九年の二期生だけを南方特別留学生という。 円光寺」とある。イスラム教形式の墓石である。
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