高橋のブログ

不定期に..

【オーケストラ・アミーチ「魔弾」「皇帝」「イタリア」を聴く】

2013-02-28 21:42:20 | 日記
23日(土)に向ヶ丘遊園まで行って、アミーチの第4回定期演奏会を聴いてきました。

川崎市多摩市民会館。

指揮は清水醍輝さん。江藤門下のヴァイオリニスト。日本音楽コンクールVn部門第1位を取り、その後、ベルリンフィルのコンマス2人に師事。
日本の各プロオケのゲストコンマスも担いました。

キンボー・イシイ=エトウ氏に指揮を師事。数年前から指揮活動もされていらっしゃいます。



曲目は表題の通り。

アミーチは横浜国大オケ・首都大学東京オケ等のメンバー及び卒業生から構成されています。卒業生といっても、まだ卒業間もないお歳の方々だと思います。

非常に若いメンバーのオケでした。


まず「魔弾」序曲を聴きましたが、音程もアマオケの中では特に悪くなく、またVc、Cb等、低弦もよく聞こえていました。なかなかの技量集団でした。

また木管楽器は名手揃いでした。

「皇帝」のソロは諸田由里子様。



諸田様は滑らかに、心地よく進め、またうまく体力をコントロールされたのか、最後まで音量が衰えない演奏でした。

残念なのは、終わるや、「ブラヴォー」という声。まだ音がホールに残っているのに!


もう、本当にフライングブラヴォーは辞めて欲しい。素敵な音楽の直後に、男性の汚いブラヴォーの声!一番聴きたくない雑音です。なんなんでしょうね。


休憩後、イタリア。全楽章、早めに展開。弦も大健闘でした。特に第4楽章のサルタレロは生き生きとしていて好演でした。

この曲を演奏するアマオケは多いですが、この楽章で音程がひどくなったり、アンサンブルがよく乱れます。アミーチは、しっかりまとまっていました。お見事!


ここでも終わるや、フライング拍手(さっきとは違うオジサン)。

呆れてしまいます。アンコールは無し。


解説は藝大楽理科の学生が書いていました。興味深い内容で、面白かったです。

演奏も解説も良かったのに、聴衆のオジサン2人がなぁ...。
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