【黛さん作曲の校歌（苫小牧南高校）】

黛さん作曲の苫小牧南の校歌は独特。ぜひ、甲子園で歌ってほしいものだ。

再生1８分あたりから。

作詞の河邨 文一郎氏は道内の有名な詩人どころか、北海道帝国大学卒の医学博士だったことを知った。ポリオ後遺症の治療に取り組んだようだ。
また苫小牧南高校のホームページを見ると「流汗悟道、至誠礼節」が校訓だと知った。
校歌の1番に「汗流し、道悟る」という歌詞があるのはそういうことかと。
流汗悟道、一所懸命に取り組んでこそ、本当の世界がわかるのだ！行動せよ！挑戦せよ！という意味か。

この動画では1番と３番が歌われている。2番も聞きたいものだ。
学校のホームページには校歌の記載がない！！ぜひ記載して欲しい。

1番の「樽前は吼え」は、苫小牧市北西に位置する活火山の「樽前山」、「吼えた」とあるので、これは噴火ということだろう。
校歌が作成された年の前半にこの山周辺で火山性地震、更に水蒸気噴火が起き、220℃以上の粉体流が火口から約100m流下。

河邨 文一郎氏はこの現象も詩に組み込み、作り上げたのだろう。「燃えよ　わが胸に」「其は炎の名」も関連するだろう。
「おお、苫小牧南、其は炎の名」は本当に勇ましい。

苫小牧南高等学校、それは樽前山の噴火以上のエネルギーをもつところ！学生は心を熱く勉学に励め！！ということか。