高橋のブログ

不定期に..

【対向配置】

2022-03-24 06:37:40 | 日記
先日、あるアマオケの演奏会に赴いた。ヴァイオリンはストコフスキー型ではなく、対向配置であった。
私は中央席で聴いていたが、右側(つまりセカンドヴァオリン)からの音が殆ど聞こえてこなく、またズレたりとバランス悪い演奏であった。リハ時に確認してなかったのか、不明だが。

どうも最近、どこもかしこも..とまでは言わないが、対向配置のアマオケ演奏会が多い。
確かにストコフスキー型以前は対向配置が主流だったとは思うが、今のアマオケプレーヤーは大学オケ以降、大体、ストコフスキー型で取り組んできたと思う。

対向配置の場合は、ファースト、セカンドが指揮者を挟んで奏でるわけで、互いの音色を聴きあいながらのアンサンブル能力がストコフスキー型より高くないと効果は出ない。
対向配置で演奏表現をうまく出せるアマオケは日本にそうはないように思える。プロオケでも時にズレが生じた機会に出遭ったこともある。

アマオケも様々だが、例えば、あまり個人練習をしないで、練習日のみ、さらうという団員が多いオケだと対向配置は避けるべきだろう。
距離のある相手方のヴァイオリンパートを聴いて奏でるところではなくなる。

「対向配置」は指揮者の自己満足?通ぶっている?そんな印象もある。
指揮者はそのオケのアンサンブル能力をまず確かめて、それからヴァイオリンの配置を考えるべきかとも思う。

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