【ブルックナー交響曲第９番第４楽章 キャラガン版の動画】

恐らく2006年改訂版の抜粋による演奏かと思う。

キャラガン版は1983年版、2006改訂版、2010改訂版の３つがあり、SMPC版やコールス版とは全く違う展開になっている。

こちら

私がキャラガン版で一番、違和感を覚えるのはこの動画では５分40秒から約25秒に渡ってトランペットが主題を奏でる場面だ。

ブルックナーはトランペットをこのように扱った事例はないと思うのだが．．（2010年改訂版でもこのトランペットは同様）。
の動画演奏は抜粋であって実際のキャラガン版の演奏時間は20分ほどだ。

30年ほど前にタルミ・オスロフィルによる第４楽章（キャラガン版1983年版）のＣＤが出た時は驚いた。かなりの期待を持って聴いた。
しかし、そこにはキャラガンの創作が強く、落胆した。
やはりブルックナー自身じゃないと駄目なのだと思った。

私は以前に夢の中で第４楽章を聴いた。それは、まさにブルックナーの音楽だった。思い起こして、譜面に記せば良かったのだが．．。
起きた時は確かに感動的な曲だったと興奮していた！しかしどんな音楽だったかが思い起こせない(^^;)。