箱根駅伝の中継に思う

NHKラジオの箱根駅伝中継は日本テレビの映像を元に放送するので、両者の実況の違いが明確にわかります。

スタート前までは日本テレビを鑑賞していましたが、アナウンサーが瀬古さんに「１区で注目する選手は？」と尋ねると、
瀬古さん、明らかに動揺していたし(^^;)。画面に各選手の名前が出るや、それを棒読みしていたような．．。
もしや、瀬古さん、今年も準備が．．？？(^^;)。


ところで、毎年書いていますが、特に箱根駅伝中継は正月番組(?)ということで、通常の駅伝やマラソン番組より視聴率が高いです。
長時間の番組ゆえ飽きさせない工夫も必要かと思います。日本テレビは、競技中にアクシデントが起きてくれないか？
繰り上げスタートになってくれないか？シード権争いが激化してくれないか？と、それらを期待している感もあります。

またちょっとマンネリ化していますし、アナウンサーの絶叫も聞くに堪えません(^^;)。
「今、抜きました！」等は呆れた言い方で、見ればわかることは言わずに中継して欲しいです。
要するに他に情報がないから、そう言うしかないのでしょうね。
増田さんのように情報をたくさん集めれば、「抜く」時に、違う話も出来ると思います。


また、この競技の醍醐味を広く教えて欲しいと思います。


1km：３分というスピードがいかに凄いのか？アナウンサーが事前に挑戦する企画をやってみたり、
あるいは５区・６区のコースがいかに凄いのか？サッカーボールを転がして みるのも面白いと思います。
５区、６区を走り終えた選手の靴下を見せてもらう！というのも凄いでしょうね(^^;)。大抵、血染めになっています(>.<)。
靴下どころかシューズまで血が染み出す選手もいますからね。また足が腫れて、なかなかシューズが脱げない！という話も聞いたことがあります。

ＮＨＫラジオの金さんの解説ですが、金さんは主に各選手のフォームに注目しています。
時にマニアックになる場面もありますが、それと共にリスナーからのメッセージ（「箱根」駅伝の思い出や、金さんへの質問等）を受け付けて、
随時それを読み上げて、リスナーと一緒に番組を作るという形式で、とても楽しくまた落ち着いて聞くことが出来ます。
間を作って話をしてくれるので、沿道の声援もよく聞こえてきます。日本テレビの場合は、時に機関銃のように話しまくるものですから(^^;)。