湘南空手道連盟OB会

127 ひさびさの審査

審査員は真樹先輩と梶原先生である。

梶原先生は空手なんてやってないだろ
と長年思われていたが

数年前に渡辺一久先生が
「彼は緑帯までは行ったはずだ」
と語られていた。

なんであれこの二人に見られての審査は緊張する。

腕立て伏せは50回というので二本指で行なった。

難なくクリア。調子も良かったが

緊張のたまものである。

連続組手は3人。

1人わずか約1分であるが

「試合(全日本)は予選120秒、本戦180秒だが
 実戦だったら30秒でカタつけないとやられてしまうよ!」

と大山館長が熱弁されていた時代である。

(後に目にしたグリーンベレーの書にも同じ事が書いてあったので驚いたが)

一人目 I先輩は技は多彩だが技そのものは軽い。冷静に捌いて確実にローを入れた。

あせってきたのか回し打ちで顔を狙ってきた。

黒川やアルバートさんのパンチをしのいできた俺である。

軽くかわしてカウンターで右ローを入れた。

ガシッ!!

動きが止まった。
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