一発当たるたびに観客の反応がスゴイ。
幸い横顔ばかり狙ってくるので
一発でやられる事はない。
ここでゴングだ。
「次は蹴り出すぞ。いいな」
斎藤も異存なし。
第2ラウンドだ。
さて腰を落として
開手で構えた。
黒川とやった時と同じだ。
顔面さらしておいて
ローキックを合わせた。
バシッ!とクリーンヒット
アルバートがひるんだ。
観衆がまた盛り上がる。
そのまま続けるとカウンターもらうので
距離を取って確実に積み重ねて打つ。
のちに盧山選手が世界大会で見せる戦法だ。
ガツッーン!!
「ウォー!!!」
一発ごとに観衆が雄たけびを上がる。
確実に効いていた
『よし行ける』
しかしスキが出た。
右ローに合わせて俺の左に踏み込んで右フックを合わせてきた。
バッチーン!、
もろに吹っ飛ばされた。
「ダウン!」
もう大騒ぎである。
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