銅が析出していたものの、火花は炭素鋼のそれ。
何かと謎ばかりが深かった金槌の素性が判明。
磁石で調べるとくっつき、鉄そのものだった。
お騒がせしました。
銅が析出したことについて考えられるのは、防錆目的で銅メッキされたものと思われる。
その銅メッキも、電気めっきではなくて、ルツボで焼き溶かした銅に直接浸したんじゃなかろうか、と推察するが確証はない。
金槌に使われている鉄もJIS規格が誕生する以前のものとすれば、どこの時代のモノかはわからないにせよ、よく現代まで残ったものだ。
900℃に加熱した際に付着したものと思われるスラグの浸食が痛いが、これも昔の鉄の性質なのかもしれない。
今現在、粗削り中なのでもう少し形を整えて磨いてみることにする。
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