8章の生産技術業務の説明が終わりました。下図の業務の位置づけでもわかるように、生産計画は業務の中心に位置づけられています。
製品開発・設計から生産技術につながる技術的な縦の業務の流れを「エンジニアリングチェーン」と言います。一方、資材仕入-生産-出荷という横のモノを扱う業務の流れを「サプライチェーン」と言います。
本論では、上の二つの流れのうち、サプライチェーンを主体として扱っています。そのスタートとなる業務が「生産計画」です。
「生産計画」は重要な業務ですが、複雑で大変難しい業務です。本論ではまず入門者向けの基本業務の説明を行い、その後実務者向けの内容になっています。基準情報管理でもそうしたように、このブログでは実務者向けは、入門者向けの全ての業務の説明後取り上げる予定です。