無料 小説 『御霊会 ごりょうえ』 第1章
仕方なく、優介はまた、車を走らせていた。
しかし、優介は和也の事が、頭から離れなかった。
その時、トラックの前方に、トンネルが見えてきた。
そのトンネルの入り口に、人が立っている。
優介は、何気なくそう思ったが、よく考え直してみると、そこに人が立っている
のは明らかに不自然だった……。
ここは高速道路なのだ。
そして直ぐに、そこに居る男は、和也なのだと確信した。
優介は無意識に、和也をかわそうと、ハンドルを左に切っていた。
しかし、トラックは其のまま、トンネルの脇に衝突し、トラックの前方は、大破し
てしまったのだと言う。
「あれは、確かに和也だった……。銀子さん、和也はもう、この世に居な
い……。そんな気がします。
銀子さんの力で何とか、和也の居場所が解りませんか? 」
そう、優介は言った。
「そうね……。だけど、その和也君の顔も、何も私は知らないし、写真とか、生
年月日があれば良いと思うけど……。」
そう銀子が言うと、写真も有るし生年月日も解るからと、優介は言った。
しかし、それは優介が、退院してからと言う事で、優介を納得させた。
銀子は、後日、また来る事を告げ病室を出たが、病院の出口付近で、誰か
に呼び止められた。銀子が思わず、後ろを振り返ると、
其処に居たのは、優介の妻恵美だった。恵美は、申し訳無さそうに、
銀子に頭を下げた。
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