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【映画】ヒューゴの不思議な発明

2012-03-03 13:50:09 | 趣味
あまり良い感想は書いて無いので観たい人は見ないで。





映画の序盤から、ずっと思っていた。
私の感覚は気付いたら麻痺してて、無感動になったんだろうか。

…全然ピンとこない。


映画が生まれた頃の監督ジョルジュ・メリエスの映画愛を取り戻す作品。

かろうじてこの絵は見たことあるかな。
映画は無いけど。

ハロルド・ロイドのサイレント映画の時計にぶらさがるシーンもかろうじて。
そのシーンだけ。。。
あとは所々に昔の映画のシーンが出てきてたので、あ、ここ見たことあるな、とかはあったけど。


昔の映画に関する知識はそれくらいしか持ち合わせてない。
なので映画愛が足りないのかもしれない。
サイレント映画も好きな作品は好きだけど、ピンキリだし。

予告編という予備知識だけで見に行ったので、もっとファンタジーかと思ってたのがそもそも間違いだったのかも。
映像は凝っていて味もあって美しくて、各々のシーンだけで見たらよかった。


この作品で伝えたいことが、エンターテイメント要素を強くしすぎて薄れたんじゃないかと思うわけです。

いや、素直な心で見れば良い映画なのかなぁ。
何か違う気がする。
大人向けのヒューマンドラマとして見た方がいいよ、と思えてもそれでも最高だ!と賛辞を送れるほどの映画には到底思えない。
マーティン・スコセッシが映画の初期衝動を3D作品として作ったからだからとかはどうでもいい。
2Dで良い映画にならなければそれまで。

子供心はそんなに捨ててる気はしないんだけど、駅構内にネジまわしをしながら身をひそめる少年ヒューゴに対するずば抜けたワクワク感も起きず。
やっぱり捻くれた自分がいるのかも。

映画愛に溢れた作品には違いないけど、どこか「この映画っていいよね」にはいまいちならない。


アカデミー賞にいくつもノミネートされてるし、世間の評価は高いんだろうなぁ。
わからない。

と、良いとこなしみたいに言ってるけど、悪いわけでもない。
もっと質素に感情表現を重視してミニシアターで見るような作品になれば好きになったんじゃないかと思う。

その時点でこの映画ではないけど。

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