取り急ぎ作るものはまだ無いのでデザインのネタ帳に少しずつ思いつきを描く日々。
ずっと3色コレトだったペンを0.7mmのシャープペンにしてみたりなど、小さい模索をしています。
あとは昨年末にレスポンシブデザインに差し替えたばかりの宣伝美術作品サイトをちょっとずつ改善したり。
決まったゴールがない物に手を加える、の点でチラシデザインもサイト改善も似てますね。あれこれ試して違うものも試して、気がついたらすごい時間が経ってしまって。
年始から再び感染者が増加しつつあり、今年の制作活動がどうなるかまだ予断を許しません。で、もし予定がなくなったとしても手を動かして何かが出来上がるのがやはり楽しくて、何か作ってしまうんでしょうかね。
このブログのネタ、すなわち自分の宣伝美術活動そのものは今限りなくゼロです。
緊急事態は解かれたものの舞台は急に動き出せるものではなく、いつまた事態が戻るかを考えると再開は難しいところでしょう。
舞台を観に行く側にとってもまだまだ安心して行ける状況は遠い。
電車に乗ると人も増えていて町にも店にも人が増えてきました。自分は少ない個人製作物を作る事でなんとか手を動かしている状態で、勘は徐々に鈍っているかもですが。まだまだこれから。
今までもそこまで意識してやってなかったんですが、
日々の練習というか
素振り(すぶり)みたいなものが
この自粛期間でかなり抜けてしまっていて。
僕の場合、字が書けなかったです。
自分の字ってこんなダメだったかなと。
何しろ手の動きがにぶい。
もうひどいものでした。
きっと人との会話も下手になってるし
撮影だって勘を失っているかも。
意識せず演劇の稽古を見学してきましたが
人の動きや会話のリズムなんかは絶対そこで得ていましたし
何気なく撮ってた稽古場写真で写真のフレーミング勘はある一定レベルで保たれていたんでしょうね。
製作進行とか締め切りの感覚もわからなくなりかけてます。
舞台はまだしばらく自粛が続きます。
世の中が動き出した時に自分の出来なさで宣伝美術を諦めたくはないので。
まずは字を書くところから、かな。
小さな自主製作とかも。
今、コロナでの活動自粛が1年ぐらい続いてます。
演劇専門の宣伝美術(デザイナー)というのは
自分でも社会の維持に不要で不急なのだろうなと思いますし、
そもそも舞台がほとんど動いていないので長期休業中です。
数日でもわからなくなるのに、年単位で手を止めてしまうと
もう一度デザインを作ろうとした時に自分がどうやって作っていたか思い出せるのか、
手が鈍ってクォリティが下がってしまわないか、
もしそうなったら今までと同じ金額をいただいていいものか。
それは良くない、少なくともいい気がしない。
なので宣伝美術の僕の今はデザイン習作。新ネタの収集。スケッチ、エスキース。
とても地道。他のスタッフさん役者さん達はどうしてるんだろうな。
この一年ほどの間、新型コロナの影響で、舞台と共に知り合いの宣伝美術さん達も活動が止まっています。
かく言う自分も今年は関わる舞台がなく、ブログの更新をしようにも載せる仕事がありません。
いつか活動が再開して「そんな時もあった」になるのかもしれないし、このままこういった活動自体が無くなることもあり得るし。
舞台やスタッフに限らず、世のたくさんのものが変わる年になりそうです。
見出し画像はYahoo!NEWSより。
役者さんや舞台が作るのは手に触れられないものですが、宣伝美術は手に触れるものしか作れません。
形に残るのは羨ましいと役者さんに言われたことがありますが、今漂っている閉塞感を吹き飛ばす力があるのは宣伝美術ではなく舞台だと思うのです。
自分のデザインが他のデザイナーさんに負けないのは三密なところかもしれません。
通わなくていい稽古に顔を出し、稽古後の飲み屋でも皆さんと話す。
書いてみると、今できない事が多いですね。配布の機会、会う機会、上演する機会。
今年の漢字が「密」になりました。
今できない事、今望む事の両方。
今はインプットに集中して来年に望みを託すとしましょう。
初めは自分の身辺事情から宣伝美術を休みました。そのまま新型コロナによる舞台延期や中止が続いて、製作活動がないまま2年ほど経ちます。
自分の宣伝美術は本業ではありません。
副業というのもおこがましいレベルの趣味です。
そんな自分でもこれだけ長期間何も作らないでいるとどんどん鈍っていきます。作りたい気持ちだけが積もります。いざ手を動かせるか。となると動かし方がわからないのです。
自転車に乗る、料理をする、泳ぐ、など。
長く離れると下手になる事はいっぱいありますが、宣伝美術はどちらかというと日本語を話すとか歩くとかの方が近いかもしれません。どうやっていたという感覚がなくどちらかというと無意識寄りなのです。
今からデザインの素振りをしておかないとですね。あるいは脳内シミュレーションかな。
舞台や公演の中止がまだ多く、宣伝美術もお休みが続いています。そんな中久しぶりに個人ものの製作ご依頼を頂き、頭でアイデアをこね回しています。
ブランクがあると鈍った身体「頭?)を思い通り動かせるようになるだけでも時間がかかります。物事を続ける事は大切で難しいです。
方々試してピンと来ず、ようやく探り当てたネタが何だか良さそうで、いや他にはないものかと探り、
あっ、これ面白い
な何かにたどり着く保証なく作るのがデザインです。うまくいかないこともあります。
でもやっぱり楽しいなあ、これ。
自分でも想像してなかったより良い何かにたどり着くその瞬間、それが欲しい。もうちょっと探してみようかな。