先日「チケ代2倍」がGoogle検索トレンドワードに入りました。
今のままだと、自腹を切るだとか以外でライブを「成立」させようとすればこうなります。音楽に限らず演劇だって同じでしょう。
しかし、厳しい。僕でもわかる。
おそらくこの先、チケット代が2倍になるでは収まらないですよね。価格が2倍では成立しない興業も相当数あるでしょう。それともまた社会活動の自粛が必要になる日も来るでしょう。
そんな時に宣伝美術家がやれることはなんだろう。デザインの立場にいる自分は何をすればその「成立」に与することができるだろう。演劇に限らずこれからのデザイナーは今までのそれと何を変えるべきでしょうか。
安心を与える為の何かか。新しい楽しみ方の提案か。違ったルートでの宣伝か。今までは宣伝だと思っていなかったフィールドに活きる何かがあるか。
いつか新型コロナウイルスのワクチンができて、かかってもちょっとした風邪程度の扱いになって、心配なく集まって公演ができる日がまた来たらいいなあ、とか、みんなうっすら浮かべているであろうそんな日が来れば良いと僕も思うけれど、ふと自分は何をやっている人間なんだ?とこんな機にこそ考えこんでいます。
考えるだけなら無駄?正解を出せないなら意味がない?何を言いますか、考えますよ。他人事じゃありませんから。