宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

あるうち

2007-10-10 00:35:44 | 日常
最近、身の回りで体調を崩す人が重なりました。

僕は演劇関係の知り合いが多いのですが、舞台への出演が無理になったり、出演が大丈夫でも声が苦しそうだったり。会社を早くあがらなければいけないほどフラフラだったり。他の部署の人ですが入院していた人が帰ってきたり。

僕はどうなんだというと、先日ひげを剃っていてシェーバーを変に動かしてしまい、サクッと上唇を切ったぐらいのものです。カミソリ傷ってふさがらないものですね。顔を洗うたびに傷が復活します。いてて。とりあえず風邪はひいていないようです。

ちょっと気の早い話だけど、自分が死んで何かが残るとすると何だろう。子供がいるでもないし。地位とか名誉とか財産もないし。ずっと作ってきたデザイン?・・・残るなんて大げさなものじゃないと思うけど、今残せるのってこのくらいかな。

なんで今日こんなこと考えたかというと、今日会社で調べものをしたからです。
CD-RやDVD-Rに焼いたデータは永久に残ると思い込んでいたら、形あるものはそうもいかないみたいで。データは年月を越すうちに読み取れなくなるものがほとんどだとか。何年残ると思いますか?100年?もっと?

ばらつきが大きい論議だけど、せいぜい10年(ええっ!)って意見がチラホラでした。ひどい話だと数日で消えるものもあるらしい・・・恐ろしい話です。まだ規格ができて10年たってないから実際は測定しようがなくて分かんないらしいけど、とりあえず100年保存なんてとんでもないみたい。データ系の企業は必死で隠してるけど。紙にプリントしたもののほうがよっぽど数百年先でも読めるんだそうです。

僕が日々作ってきたデザインのデータはディスクにして残しています。
一応印刷もとってあるけど、とっとける枚数は知れてるし。僕が考えて作り出した「僕の作品」って元をたどるとデータなんだと思う。

そんなDVDに残した舞台の映像も、CDに入れた舞台写真も、ハードディスクにとってある宣伝美術作品のデータも。いつか消えてしまうとしたらちょっと寂しいな。もっと印刷とか実物に近いものを保存しておくべきなのかな。

元気なうちに?

そんなことを考える秋の夜でした。ブログだっていつまであるか分からないけどね。
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