2020年はがらんとした、ぽかんとした一年でした。
自分は、まずあくまで舞台ありきでそこに呼ばれて初めて仕事が発生する宣伝美術です。2020年は完全な空白と言っていい一年でした。
丸一年デザインの手を動かすことがほぼなく、せめて習作をしようとすると腰が重くなり手は根を張っているのに気づきました。
今まで自分がデザインをしてこれたのは、運良くコンスタントに依頼があり手を動かしていたからこそ。これは自転車。走るのは楽でも、一度止まるともう一度走るのにすごい力がいる。
2021年はどうなるか予想がつきません。いままでの「先がわからない」とはスケールの違った予想のつかなさです。
動かそうとした手の動きが鈍くなっているのがとても悔しくて、やっぱり自分は何か作りたいんだと痛感しています。
まずは手を意識的に動かしていきます。
今年の自分はリハビリに近いかも。