読みました。
『催眠―Hypnosis』『千里眼』
『千里眼 ミドリの猿』松岡 圭祐 作
基本的に新作は読まないもので、
旬ではありませんが、
目に付いたので3冊買ってまとめ読みしました
昔、テレビで映画を放送していたのを少し見たことがあり
(ドラマ化もされていたようですが見ていません)
菅野美穂に稲垣五郎に宇津井健が
出演していたような・・・。
ホラー映画(好きなんです)だったので、
原作を読んでみたかったのですが、
なんとこれが全く違いました。
どうやら映画化にあたって
監督と原作者で脚本をホラーにしてしまったとの事。
まず『催眠』ですが臨床心理士資格を持つカウンセラー
嵯峨俊哉が多重人格の入江 由香を
患者でもないのにストーカー行為を
はたらきながら勝手に治療していくという物語です。
何の権限があってカウンセラーがここまで介入するんだ?
とにかく由香のプライベートから警察、
周りの人達に首を突っ込む!突っ込む!
巻き込む!巻き込む!
素人相手に専門用語を全開で説明します。
相手が聞く耳を持っていなかろうが、
場違いなところであろうがベラベラベラベラ、
クレージーケンの『俺の話を聞け~!』状態です。
カウンセラーって、相手を説得する仕事だっけ?
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