子供達に常々言っている事。
『今、何をしなければならないんですか?』
優先順位を決められない大人にならないように口を酸っぱくして事あるごとに言い聞かせる。
でも なかなか手ごわいんだな。
価値観がまだあいまいなだけに すぐ時間泥棒にごっそり持っていかれる。
子供達に聞く『おまえは、賢い農夫か?それとも?』
”ある農夫の一日”
ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。
ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。
途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。
すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。
薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。どうも病気にかかったらしい。
とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。
農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
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