私がまだこれくらいのクソガキのとき。
“4時44分44秒に白い壁に
もたれたら異世界に行く”
とかそういうのが流行った。
あと、
テレビの砂嵐を30分見続けたら
死ぬとかも。
白い壁にもたれるやつは試したこと
ないけど、砂嵐は試したことある。
ほら、生きてるよ。
そんな簡単に死ねないと思ったもんだよ。
今日、こんなのを見つけた。
てっきり、これとこれを混ぜれば
懐かしい味がして郷愁に誘われるとか
そんなのだろうと高をくくって再生。
いや、どうやら魔術のようなものらしい。
私が戻りたい時代。
それは1986年かな。
私にとっては牧歌的な時代だった。
歌も歌手もCMもよく作り込まれていて、
今見ても余裕を感じる。
TUBE
杉山清貴&オメガトライブ
稲垣潤一
カルロストシキ&1986オメガトライブ
子供でも“いい曲だな”と思えたねぇ。
TUBEのサマードリームの歌詞よろしく、
好きな歌だけ詰め込んで、キャンプの
お供に持って行ったもんだよ。
昭和が流行っているようだが、
この時代の宝のような瞬間は、絶対に
この時代を生きた者にしかわからない。
いや、わかってもらってたまるか、である。
夏休みの宿題は朝の涼しい時間に
済ませなさい!と言われながら
絵日記を書(描)いたりしたもんだよ。
近所のプールに行くのも好きだった。
そこで夕方に流れていたこの曲は、
今もなおあのプールの光景を思い出す。
タイムスリップできる魔術かぁ。
必要アイテムである、当時使っていた
ものが、そもそもない。
あとは簡単な準備なんだけど。
仮に、もし当時にタイムスリップ
できたとしても、戻ってこれるのかな。
気にはなるけど、やめとこ。
でも、こういうのは謎めいてていいね。
するしないは別として、夢がある。
あなたは、いつに戻りたい??
ではでは、またね!