うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

パーソナル“ノン”スペース




本編の前に。
「着る毛布」をご存知だろうか?
あれは、家に居ながらにして
霜焼けが出来るほど冷え性の私でも
着こまなくていい温かさ。

寒がりな人に、ぜひ試してほしい。

さてさて。
パーソナルスペースの話と言えば、
やはり男前だろう。
スペース、と言うからには
大なり小なりの「空間」があるはずだ。

先日、一時的に異動先から男前が
戻ってきて、一緒に仕事をしていたときのこと。

私は、分からないことがあったので、
パソコン画面を指差して男前に尋ねた。

すると、
私の二の腕に、そっと触れるか触れないか、
いやいやいや、むしろ呼ばれて飛び出て
ジャジャジャジャーンとばかりに
自分の二の腕を当てながら説明が始まったのだ。


おいおいおい。
私のパーソナルスペースに侵入し過ぎだろう。
侵入というか、どうやって結界を破って
入ってきたんだ?
ここまできたら、パーソナルノンスペースだ。
一言で言って、密着じゃないか。

普通、触れないようにするよな。
私なんか、主任(私の仕事の相棒)は
好きでも嫌いでもないけど、
それでもお互い触れないように気をつけている。
なんなら、当たったしまって、ごめんと
気を遣うくらいなら、いっそのこと
トングで物の受け渡ししたいくらい。

…さて、どうしよう。
やめてくれと言わんばかりに
離れるべきか?

それとも、負けず嫌いの血を騒がせ、
離れた方が負けゲームを展開させるべきか?

と、思いつつも、体温がやけに心地よい。
焚き火にあたっているようだ。
さつまいもを転がしたくなる。

これが主任や生理的に受け付けない人なら、
きっと素早く避けているだろう。

別に悪い気はしない。
このまま溶けても構わない、
の意味を噛み締めてしまった。

(いや、そりゃオーバーだ。)

くだらない恋愛心理学でなく、
「懐かしさとは」などといった
もっと深い心理学や行動経済学が好きな私に、
そんな小僧の小手先の恋愛テクニックが
通用するとでも思っているのだろうか?



…するんだよ、これが。


押すなよ、絶対押すなよ!押すなって!

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