一昨日も出来なかった。
昨日も出来なかった。
よーし、今日こそは！
今日、朝のタイミングを逃すと
また最後まで居ないといけない。
そんなミスは許されない。
「あの…」と一言を言ってしまえば、
あとは15時に帰らせてください」と
言うだけだ。誰か背中を押してくれ。
…なんて心の中で呟きながら、
背中を押すのは自分しかいないので
エイ！と押してやったダよ。
言えたダよ！
はぁ〜スッキリ！
言った後、ジワっとイヤな汗を
かいてしまったけど、やれやれ
今日は帰って有意義な時間を
過ごそうじゃないか！
そして、15時。
私は1分も残るまいとサッサと
タイムカードを押して、
電光石火の早業で部署を去った。
「掃除しよかな！」
「振付でも作ろうかな！」
「積読状態の本読もうかな！」
とワクワクしながら家路を急いだ。
帰宅。
まずは、コーヒーを飲んでのんびり。
いや〜至福のひとときだね。
自室に戻って有意義に過ごす前に、
15時半までリビングのこたつで暖まろうか。
そうしようそうしよう。
…おぉ？
母がNHKの相撲を観てるな。
いや、待てよ。
ってことは！！
うぉーーーー！！！
17時半じゃないか！！
何だよ何だよ、せっかく早退したのに、
寝てしまっただけかよ！
有意義な睡眠てか？
いやいやー、ただ惰眠を貪っただけやん！
まぁ、でもさぁ。
ここ数日、猫の毛玉吐き戻しで
夜中に目が覚めて処理。
そこから再度寝ようにも寝付けず
睡眠どん不足だったので
その分寝たと思えば良くもある。
さすがに仕事中に2時間も
寝られんしな。
…そう思わな、やってられんやん。
基本、真面目には真面目（と思う）だが、
人に迷惑かけない程度の早退くらいなら、
自分への労りとして、ごくたまーにするよ。
一見真面目そうな私でも、
「そうだ 京都、行こう」的に
「そうだ 早退、しよう」と
実行するんだから、あなたも終業まで
レッツファイトなんて気負わなくていいよ。
自分の体は自分で守ればいい。
まぁ、アレよ。私は浮遊霊みたいな
存在なので出来る業かもしれないけど！
あぁ、
明日は忙しい一日になるといいな。
ではでは、またね！
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