ようやく、私が書き留めた
名言集が一冊できあがった。
前半は、主に私が聴いていた
ラジオ番組で気に入ったもの。
後半は、私が読んだ本や出会った人、
中吊り広告で見掛けたものなどの
アソートになっている。
私は、このブログの過去記事に
名言が載ってないかなと探してみた。
見つけたには見つけたのだが、
相当昔に書いた、アホらしい記事だった。
私の得意とする、架空の人物が
こんな架空の名言を残したという、
誰得情報の極みのような記事。↓↓↓
ま、でも懐かしさで全部読んでみた。
不思議なモンで、“え、私こんなん
書いたっけ??と思うような内容だった。
しかし、である。
この架空の名言には、我ながら唸ってしまった。
「女ひとりに振られたからって何だい?
俺なんか、世間に死んだと思われてるんだぜ?」
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BYレイモンド・グラハム
(元ステューピッドフェローズVo.)
12年前に、自分が書いたこの名言に、
自分が励まされることになるとは…。
実在する人物ならまだしも、
架空の人物&架空の名言に。
確かに、
世間に死んだと思われているなんて、まぁ無い。
せいぜい『最近見掛けないね』が相場だろう。
もうこの世に居ないものと思われているなんて、
忘れられることより考えさせられる。
悪口を言われるより、存在を無視される方が
傷は深いのだ。
これは、心理学的にも証明されている。
死んだと思われているなんて、
うんうん、つらいことのヒトツやフタツは
何でもないって思えるね。他人からしたら、
忘却の彼方の人物なんだもん。
でも、実際には生きているから、
命拾いしたようなモンだ。
一度死に目に遭った人は強い。
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今日、何かの調べモンで、
たまたまこのブログに来た人、
更新狙い撃ちで来た人、
どなた様も、レイモンドの言葉を
思い出せば、きっと前向きになれるはずだ。
さぁ、メモして帰りなさい。
…実在しない人物だけど。
ま、言うなれば、私の名言かもしれない。
ワタクシ作の、この架空の名言もなかなかだ。
「私は脳のシワや衰えの方が気になるわ、
顔のシワよりもね」
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BY蘭 胡蝶
確かに確かに。そうだそうだ。
12年前の私には、笑い事だったが
12年経つと切実な悩みだわよ、アナタ。
ではでは、またね!