私は、マンガは好きではない。
年間100冊読書するが、
当然ながらマンガは読書にカウントしない。
小3の時の担任が、
読書感想文について述べるときに、
『マンガはあかんぞ。
マンガは読むモンやない、観るモンや。』
と言い放ったこのセリフが大きく影響している。
全く読まないと言うと嘘になるが、
・お父さんは心配症
・ナニワ金融道
・北斗の拳
これらを順繰りに読んでいる程度。
私の人生に於いて、
必要なものが揃っている。
言わば三種の神器だ。
お父さんは心配症では、
笑いのセンスが磨かれ、
ナニワ金融道では、
あなたの知らない世界を知れ、
北斗の拳では、
様々な形の「愛」が知れる。
そんな私も、最近ようやく
「闇金ウシジマくん」を読み始めた。
私の敬愛するフォロワーさんが
強く推奨されていたのがキッカケ。
存在は知っていたが、若モン向けの
マンガだと端から毛嫌いしていた。
いきなり全巻買う勇気がなかったので、
ひとまず1巻を買って読んでみた。
いやはや、ごめん。
完全に見くびっていた。
この1巻だけでも、
戒めにもなるし、反面教師にもなるし、
エゲツナイ裏社会が覗ける。
しょうもない流行りの自己啓発本や、
ビジネス書を読むより、
はるかに価値がある。
今まで、頑なにマンガは読書ではないと
言い続けてきたが、ウシジマくんだけは例外とする。
(私も丸くなったモンだなぁ。)
私が、全巻一気に揃えたのは
言うまでもない。
さて。
以前から登場しはじめた、
件(くだん)の自転車操業をしている知人。
聞いて驚くなよ。
いや、まだ何も言うてないし、
そのセリフが合う話ではない。
最後まで聞きなさいよ。
なんと、その知人の愛読書であり
お気に入りのドラマが…
『闇金ウシジマくん』だったのだ!
知人よ。アンタ、文盲かぇ??
彼の父親、
まさにこんな気分だろうね。
ではでは、またね!