詳しくは、私のこの記事に委ねよう。
私は通常、主任と二人で業務をこなしていたが、
今月から業務内容が変わり、
もう一人社員さんが来ることになった。
この人がなかなか男前なのだ。
仕事に行くのが少し楽しくなった。
とても面白く、見た目とは裏腹に、
コテコテの大阪弁なところが
同じ大阪人でも君に胸キュンなのだ。
ちょっとダミ声なところがまた
さざ波のラインダンスだ、夏の印画紙だ。
(分からない人は、君に胸キュンの歌詞を見よう)
…しかし、だ。
しかしだよ、チミ達!
男前は、パーソナルスペースなんて何のその、
ソーシャルディスタンスも何のその、
車間距離…人間距離フル無視で、
めちゃ近いんだよ!!
意図的なのか、それが彼のスタンダードなのかは、
今のところKTデータでは分からないんだけど、
ちょっと質問しただけで横にベッタリなのだ。
今日に限っては、座っている膝に
膝を当てられたのだ。普通、当てる?
逆に、当たらんように気ィ付けるやろ?
敢えて無反応でやり過ごしたが、
まさか古典的な恋愛テクニックじゃなかろうね。
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…やぁ、でもね、全くやらしさを感じないんだよ。
偶然を装って触れてしまったとしても、
悪い気はしなかったんだよ。
何故かって?
純粋に、男前だからじゃないかな。
これが仮に、なぎら健壱や佐藤蛾次郎なら、
セクハラとみなし、結界を張り巡らせて
いたかもしれない。
そう考えると、やはり男前は得だ。
少々のことはサラリと流せる。
とにかく近いんだけど、体を反らして
避けるのも変だし、そろっと横にずれるのも
タイミングが必要だし…。せやし、そういう人は、
そうすればその分だけ近づくモンなんだよ。
となると、だ。
逆にこっちから向こうのパーソナルスペースに
入り込んでみるのはどうだろうか?
男前が近づいて来たら、こちらも負けじと
近づき返すのだ。ぐっと迫れば
無理無理ベイビーってくらいに。
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『なんだ、コイツ!近いな』と、
逆に思わせるという戦法だ。
まぁ、そりゃ冗談だが、やはり一緒に
仕事をするのは美男(男性サイドなら美女)が
いいね。
なんだかんだ言って、男前がいることで
仕事が楽しくなったのは事実だ。