陰湿で露骨な嫌がらせを受けたことがある。
早い話が、先生より目立つ存在だったので
「素人のクセに」と思われていたに違いない。
目の上のタンコブだったんだろう。
ちなみに、私は先生の側近だった。
初めて来た体験レッスン受講者に
私が先生だと思われたり、
先生の応援に行ったショーで、私が
店長に出演を依頼されたりと、
立場かわれば、ハンカチ噛んでキー!と
なるかもしれないことがしばしば起きていた。
先生の、私に対する攻撃は増していった。
私が悪いのか?と暫く我慢していたが、
そうこうしてるうちに、どうしても許しがたい
決定的なことが起こったので、先生から離れる
決心をした。
辞めると告げた日は、なぜか
猛ダッシュで帰ったのを覚えている。
その先生の側近の一人もイヤな人だった。
『KTさんが辞めたら、私も先生のもとを去る』
と言っていたのに、私が辞めたら、より側近に
なっていた。
なるほど。私を嵌めたのか。
意地悪な人には、意地悪な人がつくものだ。
私は先生から離れ、
あぁこれから一人でどうやって踊る機会を
見つけていけばいいのかと不安になった。
しかし、辞めてから声をかけてもらう
機会が増えたのだ。
逆に言えば、辞めなければ浮かばれない
生徒のままだったのかもしれない。
そう思うと、嫌がらせを受けた
あの忌まわしい日々も、修行のひとつ
だったのかもしれない。
素人時代の私の動画。(30秒程度)
ベリーダンスが分からない人でも
楽しめるようにと、演歌ポップスで振付けたもの。この日、一番の盛り上がりを見せた。
素人でこんなに会場を盛り上げたら、
そりゃ「下手な素人のクセに」って思われても
当然かもしれない。
嫌がらせされたけど、恨んでも憎んでもいないよ。
ではでは、またね。
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