１５歳から煙草を始め、６０歳でやっと煙草から遠ざかる
ことが出来た。
先日、富士山を観ながら一服したらさぞ美味しかろうと
わざわざ煙草とライターを買い求め、実行したら、頭は
ぐらぐらするし、まともに歩けないし、第一、美味しいと
思わなかった（笑・汗）
で、遂に、（永遠にオサラバする）との確信に至った。
長い長い喫煙履歴で、他人や自然にどれだけ多大な
迷惑をお掛けしたか、実に恥じ入るばかりであり、頭を
下げてお詫びしたい気持ちである。
その視点に立って今の世間を見渡すと、異様な事態に
なっていると気付く。
喫煙者は大きく減ったが、アルコール依存度は根深く、
「酒は美味いぞ、もっと呑め！」と盛り立てている。
国は国民の健康を全く考えていないようにも見える。
例えば、若い有名女性を起用しての「ビール・焼酎等の
テレビCM」のなんと多いことか。朝から・・・だぜ！
「男は放っといても呑むんだから、若い女をターゲットに
しよう」との意図が透けて見えるのだ。
もちろん、女は酒を呑んじゃ駄目、と私は言わない。
だけど、酒でのトラブルは煙草とは比べ物にならない
ほど酷い点は御存知だろう。それが心配なのだ。
酒呑みには一定の割合で酒に呑まれる人が居る。
〇大声になったり、何度も同じ事を言ったりする。
〇何処にでも寝てしまい、如何にも見苦しい。
〇失禁したり、嘔吐したりする。
〇人を殺めるほど狂暴になる場合もある。
これらは煙草の害には見当たらないものばかりだ。
それほど飲酒の害は酷いのであり、誰もが知るところ。
今日はTBS・男性アナが知らぬ家に上がり込み、放尿
までしたらしい。
数か月前はテレ朝・男性アナが同僚女性を羽交い絞め
して路上に倒しながら寝転んでいるところを撮影された。
二人とも酒を呑んでいるつもりが酒に呑まれた人である。
わが感覚では、酒呑み１０人に１人は嫌われ者なのだ。
で、これからは、その女性版が次々出現することに・・・。
「女はそこまではならないの」は残念ながら外れである。
男がそうなるのだから、女もそうなるのである。
ビールCMを見る度に、（罪なことを・・・）と残念に思う。
