ホイッスルバード あいざわぶん

安倍派の残党が政権に居る限り・・・

ジャーナリスト志望だった伊藤詩織君がTBS記者・山口
敬之君から酩酊するほど酒を呑まされ、性暴力を受けた
事件は皆さんも御存知であろう。(酩酊するほど飲酒する
など、伊藤君にも反省すべき部分はある、と私は思う)
伊藤君は損害賠償の裁判を起こし、最高裁でも不同意性交
だったと認定され、山口君は332万円の賠償命令を受けた。

事件は上記のような単なる性暴力事件ではない。
伊藤君は警察に訴え、山口君が米国から帰った来た成田
空港で逮捕される手筈になっていたのだが、急に「逮捕は
できなくなった」と担当の警察官から連絡が入った。
理由を訊ねると「上からストップが掛った」という成り
行きがある。

昨年、伊藤君はメガフォンを取り、それを映画化した。
タイトルは「Black Box Diaries」だが、今月アカデミー賞の
長編ドキュメンタリー賞の候補になった。
日本人でドキュメンタリー賞のノミネートされたのは初めて
だから快挙と言っていいだろう。

ところが日本の各テレビ局で、そのニュースを流さない。
私はニュースをよく見るけれど、一度も見ていないのだ。
アカデミー賞候補になれただけで、いつもなら大騒ぎする
のだから、この作品への扱いは明らかに何かが絡んでいる
としか思えない。
テレビで報道しないどころか、日本での上映も現時点では
出来ないそうで、異常を超えて不気味である。

だから今回、フジテレビの件で大騒ぎをしているが、更に
問題を抱えているのがテレビ業界なのである。
ハッキリ言ってしまうと、安倍晋三君がストップを掛けると、
テレビ業界は動かなくなっていたのではなかろうか。
でなければ、テレビ側が安倍晋三君に忖度したのだろう。
果たして、報道はそれでいいのか、という問題だ。

安倍昭恵君のお付き(昭恵君は私人なのに何故か秘書が付い
ていた)だった女性官僚は、森友学園問題が世間に知られると、
普通ならあり得ない昇格を得てイタリアに出向させられた。
つまり、「取材に行くなよ」と言うがごとし。
その人は既に帰国しているが、メディアは追い掛けない。
森友問題の確信の部分を知っている人なのに・・・ね。

TBS記者・山口君は、安倍晋三君や他の自民重鎮からも
相談を持ち掛けられるほどの存在だった。
だから、山口君は逮捕されるのがイヤで、誰かさんに泣き
ついたのだろう、と私は想像する。

フジテレビの接待問題よりもTBSの山口問題の方が実は
大問題なのではなかろうか。
外野がいくら騒いでも、フジテレビは絶対に潰れない。
自民党安倍派が裏に居れば、守ってくれるからである。

誰が国民の敵なのか、もう気付いてほしいんだよね。

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