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都会生活1.2.3

海からの長い坂道

小学校5年生まで学校にはプールがなくて、夏になると海水浴の授業として、学校から30分くらい歩いて海へ行った。

泳げるグループは、沖まで出て遠泳。私みたいにあまり達者でない組は浅瀬でバシャバシャと。

潜る練習もした。海水ってしょっぱくて身体にベタベタまとわりついて不快だったな。

休憩時間に、何故か氷砂糖が配られた。
足の親指くらいの塊が5〜6個入ってて、友達は美味しそうに頬張っていたけど、私は好きじゃなかった。見た目が石みたいだって事もあるけど、氷砂糖ってやたら甘くて
そう、甘いだけが取り柄でつまらなかったから。

帰り道がこれまた辛かった。暑いし遠いし、泳いだ後で体力消耗しまくりで、くたくたで。

いくら子どもだって過酷すぎた。坂道が長くて、遠くに見える蜃気楼が地獄への扉に見えたもの。

海なんて好きでもないのに、長い道中歩き口は乾くわ汗ダラダラだわ、もう死にそうに苦しかったよ。

昔は、海水浴と言えばお盆まででした。盆過ぎの海は冷たいし、クラゲは増えるし、下手するとサメも出没すると言われてた。

しかし、今はこの地球温暖化が災いし、9月過ぎても悠々泳げる。

最近昭和の歌姫、天地真理のCDを借りて懐かしくて。

「恋する夏の日」は小6の頃かな。

この歌が好きで好きで、6年の頃は学校にプールが出来ていたから、水着バッグをブンブン振りながら歌って帰りました。

♪今年の夏 忘れない 心に秘め いつまでも

夏が楽しく刺激的だったのは昔の話。
現代の夏は、この熱波は過酷過ぎます。

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