五月晴れの「みどりの日」、JR南武線・小田急線 登戸駅から多摩川右岸下流に向かい約10分で 二ケ領せせらぎ館に到着。
きりえ作家の藤田正俊さん(通称:ヒゲフジさん)からご案内をいただいていた 作品展です。
★昨年から「二ケ領用水竣工400年」記念の催しが多数行われています。この催しは竣工400年プロジェクト協賛イベントです。
★二ケ領用水は、正式には稲毛・川崎二ヶ領用水と言い、1611(慶長16)年に竣工した南関東最古の農業用水だ。徳川家康の命を受けた用水奉行小泉次太夫が、地域農民の協力を得て、14年の歳月を要して完成した。対岸(世田谷区~大田区)の六郷用水とともに開削したので、四ヶ領用水とも言う。
上河原(多摩区布田)と宿河原(同区宿河原)で、多摩川の水を堰入れ、市域の平地一帯を灌漑した。名産稲毛米の穀倉地帯を生み出したほか、飲み水や生活用水にも使われ、一時は工業用水にもなった。
いまは、農業用水としての役割を終え、残された幹線水路は環境用水として保全されている。各所で親水護岸化が始められ、市民が憩える散策路の整備も進んでいる。(以上の文章は、川崎市発行の「散策マップ二ヶ領用水」に掲載されているものです)
どうでしょうか? ヒゲフジさんのきりえにあるように、こいのぼりがゆうゆうと泳いでいました。
★そして、6月1日からは、ご案内のとおり、図書館で「麻生区 作品展」も開催されます。こちらもぜひ、ごらんください。
ヒゲフジさんの郷土に寄り添いたいというあたたかさが伝わってくる催しとなることでしょう。