日本人の個(主体性)の確立を目指す!
「自己」の心理学的研究のJames(1892)は「私が何を考えているときでも、私はそれと同時にいつも私自身を多少とも自覚している。また同時にそれを
自覚しているのも私である。したがって私の全自己はいわば二重であって、半ば知者であり半ば被知者であり、半ば客体であり半ば主体であって、その
中に識別できる2つの側面がある。この2側面を簡単に言い表すために一つを客我(me)、他を主我(I)と呼ぶことにする」と述べている.
自己の認識を意識する知者(主体)と意識される被治者(客体)との2つに区分する。James の立場は、その後の自己研究の
基本的な枠組みとなった。「日本人らしさ」の発達心理学 高田利武著 ナカニシヤ出版
SPトランプは日本人の客体(客我)であるサブ・パーソナリティ-をトランプ仕立てにしたものである。SPトランプで自分の客体であるSP(サブ・パーソナリティ)を知り、
主体を育てる、そして主体性を発揮してSPを育てることが個の確立につながっていく。
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