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SPTメソッド31 実践編 中学校の職業教育にSPトランプ活用(授業参観報告)

2016-04-24 09:31:18 | 人間力を高める

2014年1月某日、大阪のUSJ近く(此花区)にある中学校での職業(キャリア)教育の授業の見学をさせていたいた。 指導するのは現在エンパワーメントカウンセリング講座第3期を修了された川島浩氏と河越頌子氏の2名の講師。所属はヒューマンアカデミー高等学校の講師。 今回の対象は中学1年生。50分の限られた時間でどのような展開をされるのか楽しみ。始まる前こちらが緊張。 1.チャイムがなりまだ騒然とした教室に2人の講師が入り、自己紹介。そして今日は職業教育の一環としてきたことを告げ、いきなり黒板に「SPトランプ」と記述。皆さんこれ は何か知っていますかと問いかけると、子どもたちから「スペシャルトランプ」「シークレットポリストランプ」など声がでてくる。またたくまに子供たちのこころをつかみ授業 に入る。 2.大人向けの研修同様自分にぴったりするSPを10枚選ぶ、意味がわからないSPについては講師や先生に質問。40名の生徒に2名の講師そして担任の先生はじめ校長先生や 他にも5名の先生も見学、応援、先生の中には空いている子どものイスに座り、子どもと同じように10枚並べている姿も見受けられた。出てくる質問で多いのは講師曰く「アバ ウト」「同調さん」「一徹さん」等、これらの生徒からの質問に先生方はわかりやすく説明。 3.そして全員が10枚選ぶと4つのマークがかかれたシートが講師から配布され、そのマークに選んだ10枚を配置し、その番号を記述。   講師から何のマークが多かったかという質問に対し生徒は挙手。今回2クラスの授業約80名、手の上げ方を見るとハートマークが多かった生徒が約4割、ダイヤマークが約3  割、クラブマークが約2割でスペードマークは1割に満たなかった。これは大人、特に若者の分布とかわらない印象を持った。 4.そして講師からタテ(赤・黒)軸、ヨコ(左・右」軸の説明がなされ、次いで各マークの特徴(強み)がなされると生徒たちからお互いを顔を見合わせたり、「当たってる」と  の反応がでてくる。まさに中学生になると4つのタイプの特徴が実感できることを再認識した。 5.そしてヒューマンアカデミー作成の職業ガイドブックを使った、いろいろな仕事についての紹介。   その職業には何のタイプのSPが求められるかの質問に対し生徒は思い思いに声を出していた。このように自分のSPと各職業に必要とされるSPということで仕事(職業)が  身近なものになっていく印象を受けた。 6.最後に講師から今回選んだ10枚以外にも今後生きていく上で大切なSPがある。そこにあなたの宝物があるとのメッセージで授業は終わっていった。 7.残り1分で各タイプのお金(お小遣い)の使い方の説明がなされ、子どもから爆笑がおこり授業が終った。 所感 中学生の職業教育の方法としてSPトランプの効果的な活用方法を観ることができたのと、先生にとっても気になる生徒のSPを知ることができたように思えた。 授業終了後、校長先生の部屋で振り返り、その中でこのSPトランプを職業教育の自己理解のみならず、SPから自分の学習方法を知り日常の勉強に活かす等など、各学年のテーマにあったSPの活用方法があるのではと示唆された。 これらの取り組みが大阪市のみならず他の市町村でもなされることを願った。                                       エンパワーメントカウンセリング研究所 代表 八尾芳樹

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