大倉から大倉尾根で塔ノ岳に登り、鍋割山稜で鍋割山へ行き、二俣経由で大倉に戻りました。
その様子を何回かに分けて紹介します。
今回はその4として、鍋割山から後沢乗越・二俣経由で大倉までを紹介します。
その1の大倉から花立山荘まではこちらでご覧いただけます。
その2の花立山荘から塔ノ岳まではこちらでご覧いただけます。
その3の塔ノ岳から鍋割山はこちらご覧いただけます。
なお、前日の雨による積雪の様子を先行してアップしています。
積雪の様子は、こちらで紹介しています。
鍋割山前から相模湾に向かって降り始めます。
最初は両側がアゼビの道です。
一旦なだらかになります。
急速に空模様が怪しくなってきました。
富士山も雲がかかり始めました。
急な下りが始まる手前から。
霞んでいますが、寄の中津川が光っています。
急な下りとなります。
途中平坦な個所があります。
痩せた尾根です。
この後もどんどん下ります。
過去に登った時も、非常にしんどかった記憶があります。
標高1000メートル付近らしいです。
この坂を降ってきています。
左手の木の間から、三ノ塔が見えます。
降るのが嫌になるくらい、降りが続きます。
2か所短い木の梯子がかけてあります。
降り続けていくと、目の前に黒い大きなピークが近づいてきます。
栗ノ木洞です。
栗ノ木洞が目の前に見えてくると、後沢乗越に到着です。
鍋割山から約45分。
まっすぐ行くと栗ノ木洞ですが、二俣へは左に降ります。
後沢乗越で振り返るとこんな感じです。
後沢乗越からは、谷に向かって降って行きます。
九十九折に降ります。
気づくと数分でこんなに降りています。
稜線に見える十字架のような道標があるところが乗越です。
数回折り返した後は、右側が谷のなだらかな道を進みます。
やがて周囲の樹林が杉林に変わります。
しばらく杉林を降って行きます。
川音が大きくなり、先が明るくなり杉林が終わる手前で、右の谷に降りる標識が現れます。
足場が悪い道を降りていきます。
降りた沢の右側には巨大な岩がたくさんあります。
ここを左(巨大な岩と反対)に降りていきます。
枯れた沢と思ったら、水が流れています。
一応ここがルートです。
堰堤を回り込んで、あの橋の方に降りていきます。
木の橋を渡った先に、鍋割山荘に運び上げる水などの集積場所があります。
登山者がボランティアで運び上げるためのものです。
自分も過去にボッカしてみました。
過去にボッカをした記事はこちらでご覧いただけます。
ここまで後沢乗越から約20分。
この先は林道歩きになります。
なだらかな下りが続きます。
2回目の橋を渡ります。
橋の先はしばらく川沿いを歩きます。
これは振り返った山側です。
更に進んでいくと、小丸尾根分岐があります。
左の坂を上がって行くと小丸尾根に取り付きます。
小丸尾根分岐のすぐ先が二俣です。
二俣にある登山者ポストは廃止となるようです。
秦野市のホームページでは、平成27年3月27日頃撤去予定とのことです。
3回目の木の橋です。
後沢乗越から二俣まで約40分。
さらに道なりに進み、訓練所跡を通りすぎ、
5分ほど進むと、表丹沢県民の森へと向かう、勘七橋への分岐があります。
写真の右が二俣から来た道で、左のゲートの先が表丹沢県民の森へとつながります。
大倉へは背後の道を進みます。
林道歩きはまだまだ続きます。
基本的にずっと右手が谷の道です。
谷を四十八瀬川が流れていると思われますが、川は見えません。
途中ねじれた木を発見。
二俣から50分ほど林道を歩いて舗装された道になるとようやく、
丹沢大山国定公園の碑が見えてきます。
ここからすぐに、西山林道のゲートが見えてきます。
真新しいゲートで、平成26年4月1日から施錠されているようです。
ゲートの先の畜産場脇を通り、
すすきだらけの荒れ地や、不法投棄監視のカメラ脇などを通り、
約10分ほどで民家と畑のあるところに出ます。
畑から約5分で大倉に到着しました。
全行程8時間でした。
参考にGPSロガーで記録した高度/速度表示図を添付します。
鍋割山から大倉まで。
全行程を高度差が急にならないようにしたものです。
※これまで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。
定番の山と高原地図 丹沢の紹介です。
山と高原地図 丹沢 2016 (登山地図 | マップル) | |
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